『五等分の花嫁』『進撃の巨人』『ゆるキャン△』など、特にIPタイトルに強みのある日本のモバイルゲーム会社「enish」が、GeekOut社との共同事業として開発中の『De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)』。 本格的なモバイルゲームでありながら、ブロックチェーンゲームの仕組みを取り入れた本作は、累計ダウンロード数900万突破のオンラインRPG『De:Lithe~忘却の真王と盟約の天使~』の続編です。 本格的なモバイルゲームタイトルがブロックチェーンゲーム要素を伴って開発される事例は過去にも稀であることから、今作がモバイルゲームユーザーのみならず、Web3.0に関心を持つ多くのユーザーの注目を集める可能性は高いといえるのではないでしょうか。 この度、コインチェックが運営するCoincheck NFTでは、De:Lithe Last Memoriesのゲーム内で使用できる ドールNFTの購入券抽選を行うCoincheck INOを実施します。そんなCoincheck INOに興味をもつ皆さまを対象に、本記事ではINOへの参加方法やINO先着購入枠・確定購入枠の申し込み方法についても解説していきます。 ※本記事に挿入されている画像は開発中の画面を含み、変更される場合がありますのであらかじめご了承ください。 この記事でわかること De:Lithe Last Memoriesの概要 De:Lithe Last Memoriesの特徴 De:Lithe Last Memoriesの「ドールNFT」 De:Lithe Last Memoriesで$GEEKを獲得する方法 Coincheck INOでの購入枠の申し込み方法 Coincheck NFTはこちらへ 目次 De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)とは De:Lithe Last Memoriesの5つの特徴 ①ローグライクRPG x 「Play to Earn」 ②無料で始められる「Free to Play」 ③のめり込めるビルドシステム ④各キャラにオリジナル楽曲やストーリーを搭載 ⑤豪華声優陣がキャラクターボイスを担当 ドールNFTとは De:Lithe Last Memoriesの3つの楽しみ方 ①バトルに出撃してドールを育成 ②複数のバトルモードに参加する ③xGEEKを集めて$GEEKを獲得する De:Lithe Last Memoriesで$GEEKを獲得する方法 ダンジョンバトルをプレイしてGEEKBOXをドロップ PvPやGvGの勝利報酬としてGEEKBOXを獲得 ゲームで手に入れたNFTをマーケットプレイスで出品 Coincheck INOでの購入枠の申し込み方法 先着購入枠の申し込み方法 確定購入枠の申し込み方法 Coincheck NFTでドールNFTを購入する方法 Coincheck NFTで購入するメリット De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)とは 『De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)』は、enishが手掛ける累計ダウンロード数900万突破のオンラインRPG『De:Lithe~忘却の真王と盟約の天使~』の続編となる新作ブロックチェーンゲームです。ゲームジャンルはローグライクRPGで、プレイヤーは崩壊した東京を取り戻すために“ドール部隊”の少女たちを操作してダンジョン攻略に挑みます。 プロジェクト名 De:Lithe Last Memories|ディライズラストメモリーズ ジャンル ローグライクRPG プラットフォーム iOS、Android、PC 運営会社 株式会社enish 公式サイト https://lastmemories.io 本作は、日本だけでも2兆円の規模を誇る競争の激しいモバイルゲーム市場に耐えるハイクオリティなゲームでありながら、ブロックチェーンゲームの醍醐味であるPlay to Earn(P2E)要素が加えられています。プレイヤーは、ドールNFTと呼ばれるキャラクターにNFTの装備を身に纏ってダンジョンに挑むことで稀にドロップする宝箱から、「$GEEK」という暗号資産(仮想通貨)と交換可能な「xGEEK」を獲得できます。 モバイルゲームとしての面白さ・奥深さに、P2E要素が加わって、モバイルゲーム好きから、Web3.0ユーザーまで、多くの人が楽しみを見つけることができるのではないでしょうか。 De:Lithe Last Memoriesの5つの特徴 De:Lithe Last Memoriesの特徴は主に以下の5つです。 ①ローグライクRPG x「Play to Earn」 ②無料で始められる「Free to Play」 ③のめり込めるビルドシステム ④各キャラにオリジナル楽曲やストーリーを搭載 ⑤豪華声優陣がキャラクターボイスを担当 それぞれ、詳しくみていきましょう。 ①ローグライクRPG x 「Play to Earn」 1つ目の特徴は、ローグライクRPG x 「Play to Earn」である点です。 前作から刷新されたゲームシステムはいわゆる「ローグライクRPG」と呼ばれるもの。ドール部隊を指揮して、無数の敵が待ち受けるダンジョンを探索して、アクション性の高い緊張感あるバトルを楽しむことができます。 この手のゲームの大きな楽しみは、探索中にドロップするアイテムです。本タイトルでは、通常のインゲームアイテムやゲーム内通貨に加え、刻印BOX(中身はNFTのドールや装備)や、プレイヤーがNFTを所持していればGEEK BOX(中身はxGEEK、暗号資産$GEEKと交換可能)がドロップしたりと、ゲームシステムに自然な形でPlay to Earnの仕組みが溶け込んでいます。 このように、このタイトルは「モバイルゲームとブロックチェーンゲームが自然と融合した新しいタイプのゲーム」という点が、最大の特徴といえるのではないでしょうか。 無料で始められる「Free to Play」 2つ目の特徴は、「Free to Play(F2P)」との共存型のブロックチェーンゲームである点です。 本作ではバトルキャラとしてのドール、ドールに装着して使う装備の2つがメインとなるプレイヤーリソースです。これらは、NFTバージョンと非NFTのバージョンが存在しています。P2Eにこだわらないのであれば、一般的なFree to Playのモバイルゲームなどと同様、非NFTバージョンのみでも全編を通じて問題なくプレイ可能です。 また、ダンジョンでNFTのキャラや装備品を獲得できる宝箱(刻印BOX)は、NFTを持っていなくてもドロップできます。刻印BOXから得たNFTアイテムは、ゲーム内マーケットプレイスでも売買できる仕組みが用意されています。Free to Playとして始めても、やり込み具合によってはブロックチェーンゲームならではの取引の楽しみを感じられるでしょう。 多くのブロックチェーンゲームが多額の初期費用を必要とする中、De:Lithe Last Memories では手軽に誰でも始められるだけでなく、Free to Playプレイヤーでも、ブロックチェーンゲームの醍醐味を体験できる点が魅力的です。 このことにより、既存のWeb3ファンのみならず、多くのモバイルゲームユーザーがこのゲームを遊ぶのではないでしょうか。 ③のめり込めるビルドシステム 3つ目の特徴は、のめり込めるビルド(育成)システムです。 ローグライクにドール育成をしながらダンジョンを攻略するビルドモードでは、ドールのレベルが上昇する度に、上昇するパラメータがランダムに選ばれ、得られるスキルの選択肢がランダムに3つ提示されます。プレイする度に成長するパラメータの種類や量、覚えるスキル、スキルの熟練度などが変化することから、運や選択結果次第で世界で自分だけの傑作ドールを育成できるかもしれません。 また、ビルドモード開始時に育成サポート用に別のドールを専用デッキにセットすることで、サポート用ドールの持つパラメータの特徴やスキルの発現率などの影響を受けて、育成対象のドールの成長の傾向が変化します。自分の納得のいくキャラを育て上げるには時間がかかるものの、それだけやり込み甲斐のあるゲームであると言えるでしょう。 ④各キャラにオリジナル楽曲やストーリーを搭載 4つ目の特徴は、ゲームに登場する各キャラクターにオリジナル楽曲やゲーム内にストーリーが搭載される点です。 本タイトルはリリース時に36人のキャラクターを実装する予定です。各キャラにはボイスだけでなく、個性を反映したイメージソングも制作される他、それぞれのストーリーなどユーザーを引き込む仕掛けが満載です。 キャラクターの容姿はもちろん、バトルスタイルやスキル、キャラクターボイスを担当する声優などさまざまな要素から"推しキャラ"を見つけ、自分だけの育成をして楽しめます。 ⑤豪華声優陣がキャラクターボイスを担当 5つ目の特徴は豪華声優陣がキャラクターボイスを担当している点です。 タイトルに登場する36人のドールのキャラクターボイスは、TVアニメ「推しの子」星野ルビー役の若手人気声優伊駒ゆりえさんをはじめ、実力派声優として人気の高い竹達彩奈さんや鬼頭明里さんなど、豪華声優陣が担当しています。 以下、現時点で公開されている4つの部隊について、キャラクターボイスを担当されている声優さんをリストにまとめました。 第一部隊【セラフィム】 キャラクター名 担当声優名 風見スズハ 石見舞菜香さん 南ワカナ 神本綾華さん 本郷アズミ 鈴木愛奈さん 一文字リツ 籔根依泉さん 風見コトハ 山一茉希さん 結城コマリ 和氣あず未さん 第二部隊【スローンズ】 キャラクター名 担当声優名 火野アヤ 大橋海咲さん 宝生ヒナ 佐々木奈緒さん 如月ナツハ 仲咲志織さん 園咲ミヤコ 日高里菜さん 葛葉ミリア 屋代瑠花さん 天空寺メグミ 三森すずこさん 第五部隊【デュナミス】 キャラクター名 担当声優名 天童リノア 阿澄佳奈さん 城戸ヒカリ 荻野葉月さん 五代サナ 伊駒ゆりえさん 津上アヤカ 竹達彩奈さん 剣崎ナナミ 阿保まりあさん 日高メイ 鬼頭明里さん 第六部隊【エクスシア】 キャラクター名 担当声優名 秋月ホタル 加隈亜衣さん 浅倉モモカ 田中しおりさん 海東リオン 古賀英里奈さん 葦原ミコ 斉藤朱夏さん 上城アオイ 後藤彩佐さん レン・ルオシー 芹澤優さん ドールNFTとは ドールNFTとは、ゲーム内のバトルで使用するキャラクターのNFTバージョンです ドールはバトルスタイル毎に、ストライカー、ミスティック、ブースター、エンチャンター、アルケミスト、メディック、ガーディアンに役割が分かれています。レアリティは★1から★6の範囲にあり、覚醒を通じてどのドールも★6レベルまで成長可能です。また、各ドールには「背景ランク」というもう一つの希少度が設定されており、各サムネイル背景の模様の違いによって、背景ランクなし、S級、SS級に分かれています。 本作ではドールの他、キャラクターの武器や装備品がNFTとなり登場します。NFTのドールや武器、装備には各々「earn Lv」というパラメータが付いており、このパラメータが高いほどxGEEKを獲得できる「GEEK BOX」のドロップ率が高まります。 本タイトルでは、NFTなしでも通常のモバイルゲームとしてすべてのコンテンツをプレイいただけますが、NFTを獲得することでブロックチェーンゲームとしてのさらなる楽しみが待っていることでしょう。 De:Lithe Last Memoriesの3つの楽しみ方 De:Lithe Last Memoriesの主な楽しみ方は以下の3つです。 ①バトルに出撃してドールを強化 ②複数のバトルモードに参加する ③xGEEKを集めて$GEEKを獲得する それぞれ詳しくみていきましょう。 ①バトルに出撃してドールを育成 1つ目の楽しみ方は、ダンジョンやボス戦に挑み、ドールを育成することです。 ドールの育成にはいくつかの方法があります。一つ目は、ダンジョンで獲得した素材などを活用して、出撃前のベースのドールのLvアップや覚醒(レアリティアップ)を行うことです。出撃前のドールの育成が進むと、ビルドモード開始時、Lvが1の状態のステータスが向上し、結果、ビルドモード完了時の強さも上がっていきます。 二つ目は、敵からのドロップなどで獲得した装備をドールに装着することです。装備は、一つ目の方法で育成したドールの初期状態の底上げをする効果があるため、ドールの能力を飛躍的に向上できます。さらに、装備自体のLvをあげていくと効果はより顕著になります。 そして、最後は、ビルドモードでの育成結果の試行錯誤を行うことです。ドールのバトルスタイルに適したスキルを習得させたり、あえて近接型のキャラに遠距離スキルを習得させバランスよく立ち回れるキャラを育成するのもよいかもしれません。また、自分のプレイスタイルや、ダンジョンや編成パーティーに合わせた組み合わせなど、自分だけの戦略を練りながらさまざまなビルドを試してみてください。 ②複数のバトルモードに参加する 2つ目の楽しみ方は、複数のバトルモードに参加することです。 本タイトルでは、ゲームのメインストーリーで攻略するダンジョン以外にも、ゲーム内通貨を効率よく獲得できるダンジョンや、育成素材を効率よく獲得できるダンジョン、大型ボスを仲間と協力して討伐する「ギルドダンジョン」や他のプレイヤーと対戦する「PvPモード」、さらにはチームを組んで戦う「GvGモード」など豊富なコンテンツが搭載される予定となっています。 どのコンテンツも魅力的でおもしろいものとなりそうなので、これらのコンテンツの詳細に関しても公式X(旧Twitter)をフォローして続報をチェックしておくことをオススメします。 ③xGEEKを集めて$GEEKを獲得する 3つ目の楽しみ方は、xGEEKを集めて$GEEKと交換することです。 De:Lithe Last Memoriesでは、現実世界の金銭と換金可能なプロジェクトトークンとして「$GEEK」を採用し、ゲーム内のアイテム等と交換可能なゲーム内通貨には「xGEEK」が使用されます。「 xGEEK」はゲーム外で購入した「$GEEK」と公式サイトを通じて交換できる他、ゲーム内課金やダンジョンで登場する「GEEKBOX」から獲得できます。 ゲーム内で「xGEEK」を獲得し、「$GEEK」と交換することでゲームで遊びながら利益を出すといったブロックチェーンゲーム特有の楽しみ方をぜひ体験してみましょう。 ※GEEKBOXの獲得にはドールNFTや装備NFTの保有が必要です。 ※ゲーム内課金で購入した「xGEEK」は、「$GEEK」と交換できません。 De:Lithe Last Memoriesで$GEEKを獲得する方法 De:Lithe Last Memoriesで$GEEKを獲得する主な方法は、以下の3つです。 ダンジョンバトルをプレイしてでGEEKBOXをドロップ PvPやGvGの勝利報酬としてGEEKBOXを獲得 ゲームで手に入れたNFTをマーケットプレイスで出品 それぞれ詳しくみていきましょう。 ダンジョンバトルをプレイしてGEEKBOXをドロップ 本タイトルでは、ビルドモードやランドダンジョンで「GEEK BOX」を獲得できます。 「GEEKBOX」には、$GEEKと交換可能なxGEEKが入っており、このボックスは、ドールNFTや装備NFTを保有していないとドロップしません。そして、これらのNFTには、「earn Lv」というパラメータが設定されており、各プレイヤーが保有している全NFTのearn Lvの合算がそのプレイヤーのearn Lvとなります。 各ダンジョンをプレイする際は、この「earn Lv」が高いほど、GEEKBOXのドロップ率が上昇します。 ※各NFTは保有しているだけで効果があります。各バトルに参加する必要はありません。 ※各NFTにはGEEKBOXの獲得残高というものが設定されており、GEEKBOXを獲得するごとに残高が減り、残高が0になったNFTはearn Lvの計算に含まれなくなります。 ※ドールは最大10体、装備は最大30個までearn Lvが高い順にearn Lvの計算に算入されます。 ※残高がなくなったドールNFTや装備NFTは、残高が残っているNFTを消費して残高を復活できます。 PvPやGvGの勝利報酬としてGEEKBOXを獲得 GEEKBOXのもう一つの入手方法は、PvPやGvGなどの対人戦コンテンツで勝利することです。 ダンジョンバトルでの獲得方法と違い、勝利数、勝利状況に応じて確実に入手できる手段であるため、腕に自身のあるプレイヤーの皆さんは、ぜひ狙ってみてください。 PvPは毎日開催されるプレイヤーvsプレイヤーの1対1のリアルタイムバトル。GvGは、週に1回開催されるギルド対抗の多人数バトルになります。ドールの装備の育成状況に加え、相手との相性を考えたデッキ構成、瞬時の判断や立ち回り、GvGにおいては仲間との連携など勝利のための条件は多岐にわたりますが、その分勝利したときの喜びも大きいと言えます。 ぜひ、日々腕を磨いて挑戦してみましょう。 ゲームで手に入れたNFTをマーケットプレイスで出品 また、ダンジョンで手に入れたNFTアイテムやドールNFTはゲーム内外のNFTマーケットプレイスで売却できます。 前述した「GEEK BOX」以外にも、ゲーム内のダンジョンにはNFTを保有していなくともドロップ可能な「刻印BOX」と呼ばれる宝箱があります。このBOXには、ランダムでNFT装備/ドールが1つ入っており、プレイヤーはそれをゲーム内外のNFTマーケットプレイスで売却することで「$GEEK」と交換することが可能です。 希少なアイテムであればあるほど、高値で売却できるため、レアアイテムを狙っている方は一度攻略したダンジョンでも目当てのアイテムをドロップするまで何度も周回してみるとよいでしょう。 Coincheck INOでの購入枠の申し込み方法 次にCoincheck INOにて、De:Lithe Last Memories内で使用できる「 ドールNFT」の先着購入枠・確定購入枠に申し込む方法を紹介します。 Coincheck NFTはCoincheckの口座開設が完了している方のみご利用いただけます。口座開設がまだ完了していない方はこちらをご覧ください。 先着購入枠の申し込み方法 先着購入枠とは、ドールNFTをコインチェックが定める期間内にCoincheck NFT内で購入できる権利のことです。先着購入枠を獲得するには、Coincheck INOにて先着購入枠の抽選に申し込む必要があります。 ※ドールNFTの購入は先着順となります。当選個数に関わらず、販売数量に達した場合は購入できませんので、あらかじめご了承ください。 先着購入枠の申し込みは、次の3ステップで完了します。 (1)Coincheck NFTの公式サイトにアクセス (2)申し込み内容を確認し「抽選を申し込む」をクリック (3)ポップが表示されたら申し込みが完了 以下で詳しく解説していきます。 (1)Coincheck NFTの公式サイトにアクセス まずはお使いのWebブラウザからCoincheck NFTの公式サイトにアクセスします。サイトに表示されているタイトルからDe:Lithe Last Memories を選択し、の「抽選を申し込む」をクリックします。 (2)申し込み内容を確認し「抽選を申し込む」をクリック 「抽選を申し込む」をクリックすると、先着購入枠申し込み画面が記載されているポップが表示されます。 NFTの価格、注意事項を確認した上で、申し込み個数を選択し「抽選を申し込む」のボタンを押します。 (3)ポップが表示されたら申し込みが完了 最後に、申し込みが正常に処理されると、先着購入枠申し込み完了ポップが表示されます。ポップが表示されると、先着購入枠の申し込みは完了になります。 確定購入枠の申し込み方法 確定購入枠とは、抽選に当選した場合にドールNFTをコインチェックが定める期間内にCoincheck NFT内で確実に購入できる権利のことです。確定購入枠は、先着購入枠に応募された方のみ抽選に申し込めます。 確定購入枠の申し込みは、次の4ステップで完了します。 (1)先着購入枠に応募する (2)「確定購入枠の抽選申込に進む」をクリック (3)「Xアカウント連携し、申し込む」をクリックする (4)ポップが表示されたら申し込みが完了 以下で詳しく解説していきます。 (1)先着購入枠に応募する 先述した「先着購入枠の申し込み方法」に沿って、先着購入枠への応募を行ってください。確定購入枠に申し込めるのは、先着購入枠に応募された方のみです。 (2)「確定購入枠の抽選申込に進む」をクリック 先着購入枠の申し込みが完了すると、先着購入枠申し込み完了ポップが表示され、先着購入枠を応募された方限定特典が表示されます。説明を読み、「確定購入枠の抽選申込に進む」をクリックしてください。 (3)「Xアカウント連携し、申し込む」をクリックする 確定購入枠申し込み画面から「Xアカウント連携し、申し込む」ボタンを押してください。その後、Xのアクセス許可画面に移動しますので、「アクセス許可」ボタンを押してください。 「アクセス許可」ボタンを押すと、公式アカウントのフォローと、投稿のリポストが自動的に行われ、申し込みが完了します。 ※ご自身でフォロー・リポストを手動で行うだけでは申込対象にはなりません。 ※既に手動でフォロー、もしくはリポストを行っていたとしても「Xアカウントを連携し、申し込む」以降の手順を踏めば申込対象になります。 (4)ポップが表示されたら申し込みが完了 申し込みが正常に完了すれば、「申し込みが完了しました」と書かれたポップが表示されます。 Coincheck NFTでドールNFTを購入する方法 次に、De:Lithe Last Memories で使用可能な「ドールNFT」をCoincheck NFTで購入する方法をご紹介します。 Coincheck NFTはこちらへ (1)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫したすべてのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入できます。 (2)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入できます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheck NFTで購入するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある10種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck
Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)とは、“Proof of Gaming”という新しいモデルを導入して、持続可能なPlay to Earnを目指しているブロックチェーンゲームです。 Brilliantcryptoは株式会社コロプラの100%子会社である株式会社Brilliantcryptoが運営しています。株式会社コロプラは『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』、『白猫プロジェクト』、『アリス・ギア・アイギス』といった多くのヒットタイトルを生み出しているため、Brilliantcryptoにもユーザーから大きな期待が寄せられています。 この記事では、Brilliantcryptoの特徴やメリット、今後のロードマップについて解説していきます。 この記事でわかること Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の特徴がわかる Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)のメリットがわかる Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の今後のロードマップがわかる Coincheckの無料登録はこちら 目次 Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)とは Proof of Gaming(PoG)とは Proof of Gamingが持続可能なPlay to Earnを実現を目指す Proof of Gamingがメタバースに経済圏を創出 Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の特徴・メリット AI(人工知能)を活用して非中央集権的ゲーム運用を実現を目指す 東証プライム市場上場会社100%子会社による国内初のIEOを実施予定 著名なパートナーやアンバサダーと提携済み Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の今後の展望(ロードマップ) まとめ Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)とは Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)は世界中のユーザーが採掘者となり、宝石やトークンの獲得を目指して、鉱山を採掘していくブロックチェーンゲームです。“Proof of Gaming”という新しいモデルを導入して、持続可能なPlay to Earnを目指しています。 ユーザーはゲーム内マーケットでつるはしを購入し、探知機などを使用しながら採掘を進めます。採掘に応じてトークンや宝石を入手することができ、宝石はNFT化して様々なメタバースに持ち込めるようになる予定です。また、宝石は利用したり売買したりすることも可能です。 出典:Brilliantcrypto また、Brilliantcryptoは株式会社コロプラの100%子会社である株式会社Brilliantcryptoが運営しています。株式会社コロプラは『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』、『白猫プロジェクト』、『アリス・ギア・アイギス』といった多くのヒットタイトルを生み出しているため、Brilliantcryptoにもユーザーから大きな期待が寄せられています。 NFTとは?仮想通貨との違いや利益を出す方法、最新の活用例を紹介 Coincheck Proof of Gaming(PoG)とは Proof of Gaming(PoG)とは、ビットコイン(BTC)のコンセンサスアルゴリズムである「Proof of Work」をゲームに置き換えたモデルです。ビットコインは膨大なハッシュ計算をすることで、マイニングが行われ、価値が証明されます。同様に、「Brilliantcrypto」の宝石は世界中の人々がゲームをプレイすることでデジタル世界において宝石の価値が証明されます。 Proof of Gamingが持続可能なPlay to Earnを実現を目指す 出典:Brilliantcrypto Project Reveal in Tokyo WebX (in Japanese 日本語) - Youtube Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)はProof of Gamingを導入して持続可能なPlay to Earnの実現を目指しています。Play to Earnとは、ブロックチェーン技術や暗号資産を組み合わせて、ゲームで遊びながらお金を稼ぐことです。Play to Earnのシステムを採用したNFTゲームとして、Axie Infinity(アクシーインフィニティー)やThe Sandbox(ザ・サンドボックス)が挙げられます。 近年、Play to Earnを利用したゲームが注目を集めています。その一方で、Play to Earnには先行者が利益を得やすい仕組みとなっている持続可能性の課題があります。この課題の解決策として生み出されたのがProof of Gamingです。Proof of Gamingのモデルは、ゲームのプレイによって宝石の価値を証明することによって、他人の価値となり得ます。そのためBrilliantcryptoでは、Proof of Gamingの導入による宝石の価値証明が持続可能なPlay to Earnを実現させると考えられています。 Proof of Gamingがメタバースに経済圏を創出 Proof of Gamingはメタバースに経済圏を創出する可能性も秘めています。 メタバースとは「インターネット上に構築された仮想空間」のことです。2021年には、旧フェイスブック社がメタバースの開発を事業の核に据えるため社名を「メタ・プラットフォーム」に変更したことが大きな話題を呼びました。 しかし、現在のメタバースは発展途上であり、期待されているほど現実社会に普及していないとの批判もあります。メタバースが普及しない要因の1つとして経済圏(収入と消費)がないことが挙げられます。 そこでBrilliantcryptoは、Proof of Gamingによってメタバースに経済圏を創出しようとしています。Proof of Gamingによってデジタル世界の宝石の価値が証明されると、ゲーム内だけでなくゲーム外の多様なメタバースに宝石を持ち込むことができる可能性が生まれ、宝石の利用や売買が行われるようになります。そして、取引が活発になればなるほど、価値ある宝石を求めてさらに世界中の人々がゲームをプレイするようになるでしょう。このサイクルの繰り返しによって「Proof of Gaming」はさらに活性化し、その結果としてメタバース経済圏の創出が期待されています。 メタバース(仮想空間)とは?わかりやすく意味やメリットを解説! Coincheck Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の特徴・メリット Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の特徴・メリットは次の3つです。 AI(人工知能)を活用して非中央集権的ゲーム運用を実現を目指す 東証プライム市場上場会社100%子会社による国内初のIEOを実施予定 世界中の著名なパートナーやアンバサダーと提携済み 1つずつ解説していきます。 AI(人工知能)を活用して非中央集権的ゲーム運用の実現を目指す 出典:Brilliantcrypto 1つ目の特徴は「AI(人工知能)を活用して非中央集権的ゲーム運用を実現を目指している点」です。 Brilliantcryptoでは、ゲーム運用の一部をAIに任せることで、非中央集権的なゲーム運用を実現を目指しています。この分散型システムにより、ゲームの公平性を担保しています。たとえば、開発者であっても事前に特定の鉱山から特定の宝石(NFT)が出るなどの結果を予測することはできません。また、開発者でも獲得した宝石を変更するなど、結果をコントロールすることはできません。さらに宝石(NFT)生成ロジックのコードを一般公開する予定であり、ユーザーであっても結果を再現することができます。 さらに、Brilliantcryptoは大規模言語モデル(LLM)を用いた歴史の生成や、機械学習により洗練された不正検知の仕組みも導入する予定です。 東証プライム市場上場会社100%子会社による国内初のIEOを実施予定 2つ目の特徴は「東証プライム市場上場会社100%子会社による国内初のIEOを実施予定である点」です。 2023年7月20日、コインチェック株式会社と株式会社Brilliantcryptoが、IEO(Initial Exchange Offering)に向けた契約を締結しました。 ※詳細はプレスリリースをご覧ください。 株式会社Brilliantcryptoは、東京証券取引所プライム市場に上場している「株式会社コロプラ(3668)」の100%子会社であり、であり、ブロックチェーン技術を活用したGameFi事業などを行っています。 これまで、過去国内においてIEOで販売された暗号資産は5銘柄ありますが、今回のコインチェック株式会社と株式会社BrilliantcryptoによるIEOが実現すれば、東証プライム市場上場会社100%子会社による国内初のIEOとなる可能性があります。 株式会社コロプラは、これまで『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』、『白猫プロジェクト』、『アリス・ギア・アイギス』などの数々のヒットタイトルを生み出してきました。また、また『白猫GOLF』を約170ヶ国に配信するなど、海外展開を成功させてきた実績もあります。 上記のような信頼性と実績により、Brilliantcryptoは国内外から大きな注目を集めています。 著名なパートナーやアンバサダーと提携済み 出典:Brilliantcrypto 3つ目の特徴は「著名なパートナーやアンバサダーと提携済みである点」です。 Brilliantcryptoは、サッカークラブ“パリ・サンジェルマンFC”をはじめ、多くの著名なパートナーと提携しています。 Brilliantcryptoは世界中のゲームギルドやDAOとのパートナーシップを締結していることも特徴のひとつです。さらに、アジア、南米、アフリカ、ヨーロッパ、中東の多くの著名人やインフルエンサーがBrilliantcryptoのアンバサダーになっています。 韓国ロッテグループ発CALIVERSE社とメタバース経済圏共同創出を目指す 出典:Brilliantcrypto 2024年3月21日、株式会社Brilliantcryptoの親会社である、株式会社コロプラは、韓国ロッテグループ発のハイクオリティメタバース「CALIVERSE」を開発するCALIVERSE社とメタバース経済圏共同創出に向けた基本合意書(MOU)を締結しました。 出典:Brilliantcrypto このMOUは、そのBrilliantcryptoで生まれたデジタル宝石の活用先の第一歩として、Unreal Engine5を使ったハイクオリティメタバースを開発中であるCALIVERSE社とメタバース経済圏創出に向けて締結されたものです。 出典:Brilliantcrypto CALIVERSE社とはロッテ情報通信の子会社であり、韓国ロッテグループの主要な事業分野及びパートナーと連携したハイクオリティメタバース『CALIVERSE』を開発しています。 『CALIVERSE』は超高画質3D実写映像とグラフィックのライブ融合を特徴とし、ショッピングやエンターテインメントなど、さまざまな用途への展開に向けて世界的な注目を集めています。 出典:Brilliantcrypto この連携により、Brilliantcryptoは「Proof of Gaming」のコンセプトと、CALIVERSE社のよりリアルな現実体験と没入感を実現するメタバース技術、ロッテグループの強固な販路を組み合わせることで、メタバースでの経済圏創出を目指しています。 Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の今後の展望(ロードマップ) 出典:Brilliantcrypto Brilliantcrypto社は、次の3つのフェーズでBrilliantcryptoを展開していく予定です。 Phase1(2023年Q3-2024年Q1〜):ベータテスト/Coincheck IEOを実施 Phase1(2024年Q2〜):公式リリース/南米でのトークン上場 Phase2:宝石カッティング工場オープン Phase3:メタバースへNFTジュエリーのコンバート開始 まとめ 最後に、記事の要点をおさらいしましょう。 ◉Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)とは? Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)は世界中のユーザーが採掘者となり、宝石やトークンの獲得を目指して、鉱山を採掘していくブロックチェーンゲームです。“Proof of Gaming”という新しいモデルを導入して、持続可能なPlay to Earnを目指しています。 ユーザーはゲーム内マーケットでつるはしを購入し、探知機などを使用しながら採掘を進めます。採掘に応じてトークンや宝石を入手することができ、宝石はNFT化して様々なメタバースに持ち込めるようになる予定です。また、宝石は利用したり売買したりすることも可能です。 ◉Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の3つの特徴・メリット Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の特徴・メリットは次の3つです。 AI(人工知能)を活用して非中央集権的ゲーム運用を実現を目指す 東証プライム市場上場会社100%子会社による国内初のIEOを実施予定 世界中の著名なパートナーやアンバサダーと提携済み ◉Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)の今後の展望(ロードマップ) Brilliantcrypto社は、次の3つのフェーズでBrilliantcryptoを展開していく予定です。 Phase1(2023年Q3-2024年Q1〜):ベータテスト/Coincheck IEOを実施 Phase1(2024年Q2〜):公式リリース/南米でのトークン上場 Phase2:宝石カッティング工場オープン Phase3:メタバースへNFTジュエリーのコンバート開始
暗号資産オプティミズム(Optimism)とは、イーサリアムネットワークのスケーラビリティ問題に対処するために開発されたレイヤー2プロジェクトです。 Optimism(OP)は、Optimistic Rollup技術を採用することで高速でコスト効率の良いトランザクションを提供しながら、イーサリアムのセキュリティを維持することを目指しています。 この記事では、オプティミズム(Optimism)の特徴や仕組み、メリットや将来性、今後の動向などについて解説していきます。 この記事でわかること 暗号資産オプティミズム(Optimism)の特徴がわかる 暗号資産オプティミズム(Optimism)の仕組みがわかる 暗号資産オプティミズム(Optimism)のメリットがわかる Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産オプティミズム(Optimism)とは 暗号資産オプティミズム(Optimism)の特徴 特徴①:イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン 特徴②:Optimistic Rollup技術を採用 特徴③:「Optimism Collective」を採用 暗号資産オプティミズム(Optimism)のメリット メリット①:ガス代を大幅に削減 メリット②:イーサリアムのスケーラビリティ問題の解決に貢献 メリット③:既存のイーサリアムベースのDAppsを移植できる 暗号資産オプティミズム(Optimism)のデメリット デメリット①:スマートコントラクトの制限 デメリット②:レイヤー2からの資金引き出しに関する時間遅延 暗号資産オプティミズム(Optimism)の将来性・今後の動向 ポイント①:Fault Proofの導入による安全性の向上 ポイント②:Superchain構想 まとめ 暗号資産オプティミズム(Optimism)とは Optimism(OP)は、イーサリアム(Ethreume)ネットワークが抱えるスケーラビリティ問題を解決するために設計されたレイヤー2(Layer2)プロジェクトです。Optimismはイーサリアムのメインネットの上で動作し、イーサリアムの高いセキュリティを保ちつつ、より早く、安価な取引を可能にすることが期待されています。 具体的にOptimismでは、「Optimistic Rollup」というロールアップ技術を採用しています。これは、大量の取引データをまとめてレイヤー2チェーン上で処理し、計算結果だけをメインチェーンに返すことでネットワークの混雑を緩和し取引手数料を大幅に削減する方法です。 この技術によりイーサリアムネットワークの効率が大きく向上し、より多くのユーザーにとって使い易いものになるでしょう。 また、OPトークンはガバナンストークンとして使用され、DAOプロジェクトの運営や意思決定に関与するための投票に使用されています。 通貨単位 OP 時価総額(2024年1月時点) 約4,600億円(28位) 発行上限枚数 42.9億OP コンセンサスアルゴリズム PoS(Proof of Stake) ホワイトペーパー https://community.optimism.io/ 公式サイト https://www.optimism.io/ 暗号資産オプティミズム(Optimism)の特徴 暗号資産オプティミズム(Optimism)の特徴は以下の3つが挙げられます。 イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン Optimistic Rollup技術を採用 「Optimism Collective」を採用 以下で詳しく解説していきます。 特徴①:イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーン 1つ目の特徴は「イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンである点」です。 レイヤー2ブロックチェーンとは、既存のビットコインやイーサリアムなどのレイヤー1ブロックチェーンの上に構築される追加のプロトコル層です。レイヤー1のメインチェーンの負荷を軽減させることで、トランザクションの処理速度の向上や手数料の削減を主な目的としています。 その中でもオプティミズム(Optimism)は、イーサリアムのスケーラビリティと効率性を高めるために設計されたレイヤー2プロジェクトであり、トランザクションを一時的に集約し、その結果をメインチェーンに定期的に送信する機能を持ちます。これによりネットワークの混雑を大幅に削減し、ユーザーにとって迅速かつコスト効率の高いトランザクションを提供することができます。 特徴②:Optimistic Rollup技術を採用 引用:Optimism 2つ目の特徴は「Optimistic Rollup技術を採用している点」です。 Optimistic Rollupは、トランザクションをオフチェーンで処理し、結果をイーサリアムメインネットに一括して送信することで処理速度を改善し、ガス代を抑える機能があります。 この技術には、トランザクションが全て有効であると「楽観的(Optimistic)」に仮定して、不正証明スキームを用いて不正なトランザクションを検出する特徴があります。検出するまでの間は一定のチャレンジ期間と呼ばれる時間が設定され、この期間内であれば誰でも不正証明を提出しトランザクションの結果に異議を申し立てることができます。 そして異議がなければトランザクションは有効と見なされ、イーサリアム上で承認されます。一方、異議が提出された場合には不正証明プロセスが開始され、該当トランザクションは再計算されて必要に応じてロールアップの状態が更新されます。 このOptimistic Rollupの二重のセキュリティ構造によって、オプティミズム(Optimism)は高速なトランザクション処理を実現しつつ、イーサリアムの堅牢性を維持できるのです。 特徴③:「Optimism Collective」を採用 引用:Optimism 3つ目の特徴は「デジタルガバナンスとしてのOptimism Collectiveを採用している点」です。 オプティミズムは、企業、コミュニティ、ネットワークの参加者全員に有益となる公共の利益に貢献した人たちを対象に報酬を与える仕組みとして「Optimism Collective」を採用しています。 オプティミズムのガバナンスは「Token House」と「Citizens’ House」の2つに分かれており、Token HouseはガバナンストークンのOPを使用したDAOの意思決定、Citizens’ Houseはオプティミズムの公共の利益に貢献した人を後から評価し、報酬を決定します。 暗号資産オプティミズム(Optimism)のメリット 暗号資産オプティミズムのメリットは以下の3つが挙げられます。 ガス代を大幅に削減 イーサリアムのスケーラビリティ問題の解決に貢献 既存のイーサリアムベースのDAppsを移植できる 以下で詳しく解説していきます。 メリット①:ガス代を大幅に削減 1つ目のメリットは「ガス代を大幅に削減できる点」です。 ガス代とは、イーサリアムのブロックチェーン上で取引を実行するために支払う手数料です。このガス代は、イーサリアムネットワークが混雑することによって、高騰する傾向があります。 OptimismではOptimism Rollup技術によりトランザクションをイーサリアムのメインチェーン(レイヤー1)から分離したセカンドレイヤー(レイヤー2)で処理し、結果をメインチェーンに返す仕組みを採用しています。そのため、トランザクション処理によるイーサリアムネットワークの負荷を大きく軽減でき、高額なガス代が大幅に節約できるのです。 実際にOptimismの発表によると、Optimismのガス料金は過去2年間で合計26億9000万ドルのガス代削減に成功したと発表しています。このように、ユーザーはネットワーク混雑時においても安価な手数料で取引が可能になるでしょう。 メリット②:イーサリアムのスケーラビリティ問題の解決に貢献 2つ目のメリットは「イーサリアムのスケーラビリティ問題の解決に貢献する点」です。 スケーラビリティ問題とは、イーサリアムネットワークが多数のトランザクションを効率的に処理できないことにより処理速度が低下し、ガス代が高騰してしまう問題です。 トランザクションをセカンドレイヤー(レイヤー2)で集約し、その結果をイーサリアムのメインチェーンに一括して返すことができるOptimisticのOptimistic Rollup技術は、ガス代の高騰だけでなくこのスケーラビリィ問題の解決にも貢献すると考えられています。 メリット③:既存のイーサリアムベースのDAppsを移植できる 3つ目のメリットは「既存のイーサリアムベースのDAppsを移植できる点」です。 Optimismはイーサリアムの仮想マシン(EVM)と高い互換性を持ちます。これにより開発者は既存のスマートコントラクトやDAppsのコードを大きく変更することなく、Optimismのレイヤー2に移行できます。これにより開発者は、既存のイーサリアムエコシステムに参加する多くのDAppsやツールを活用することで、新たな学習コストや開発コストを最小限に抑えられます。 加えて、Optimismに移植されたDAppsやサービスはOptimismが提供する高速なトランザクションと安価なガス代の恩恵を受けられるため、ユーザー体験を大きく向上させます。 上記のことからも、OptimismのプラットフォームはイーサリアムベースのDAppsの拡張性と効率性を高めることで、イーサリアムエコシステム全体の成長を促す重要なプロジェクトであることがわかります。 暗号資産オプティミズム(Optimism)のデメリット 暗号資産オプティミズム(Optimism)のデメリットは以下の2つが挙げられます。 スマートコントラクトの制限 レイヤー2からの資金引き出しに関する時間遅延 以下で詳しく解説していきます。 デメリット①:スマートコントラクトの制限 1つ目のデメリットは「スマートコントラクトが制限される点」です。 オプティミスティックロールアップは、スマートコントラクトの機能が限定されています。これは、取引がメインチェーンで最終決定されるまでに異議申し立て期間を経なければならないことを意味します。このため、取引の完了に遅延や課題が生じる可能性があります。 デメリット②:レイヤー2からの資金引き出しに関する時間遅延 2つ目のデメリットは「レイヤー2からの資金引き出しに関する時間遅延が起きてしまう点」です。 ユーザーがレイヤー2から基礎となるブロックチェーンへ資金を引き出す際には、時間の遅れが生じます。これはオプティミスティックロールアップのもう一つのデメリットで、資金の流動性に影響を与える可能性があります。 暗号資産オプティミズム(Optimism)の将来性・今後の動向 暗号資産オプティミズム(Optimism)の将来性や今後の動向を占う上で重要なポイントとしては、主に以下の2つがあります。 Fault Proofの導入による安全性の向上 Superchain構想 以下で詳しく解説していきます。 ポイント①:Fault Proofの導入による安全性の向上 1つ目のポイントは「Fault Proofの導入による安全性の向上」です。 2023年10月3日、オプティミズム(Optimism)の開発に携わるOP Labが「Fault Proof」の機能をテストネットの「OP Goerli Testnet」にローンチしたことを発表しました。 引用:OP Labs(@OPLabsPBC) Fault Proofという機能は、トランザクションに問題がある場合に異議申し立てができる仕組みで、この機能によってOptimismのセキュリティ及びネットワーク全体に対する信頼性が向上するでしょう。 また、Fault Proofによってネットワークの信頼性が高まることで、より多くのユーザーや開発者がオプティミズム(Optimism)のエコシステムに参加する可能性も高くなるでしょう。 ポイント②:Superchain構想 2つ目のポイントは「Superchain構想の実現」です。 Optimismの公式サイトによると、これまでOPメインネットは約数十億ドルのガス代を削減してきたものの、イーサリアムはまだインターネットレベルの処理能力には届かず、イーサリアムのエコシステムやアプリケーション、コミュニティを壊さないマルチチェーンソリューションが必要だとしています。 SuperchainとはOptimismが提唱するという概念であり、セキュリティ、通信レイヤー、オープンソースの開発スタック(OP Stack)を共有する、水平方向に拡張可能な複数のブロックチェーンから構成されるネットワークを指します。 引用:Optimism公式サイト Superchain構想が実現すれば、イーサリアムネットワークは、さらに多くの取引を処理できるようになるでしょう。このシステムでは、複数のブロックチェーンが協力し合い、より効率的に動作します。加えて、誰もが新しいOPチェーンを追加でき、開発者は自身のOPチェーンから手数料を受け取れる仕組みも考えられているようです。 2024年1月時点では、以下のブロックチェーンやサービスがOPスタックを利用して構築されています。 CoinbaseのBase Worldcoin BinanceのopBNB Turningum Business Chain まとめ この記事では暗号資産オプティミズム(Optimism)の特徴、メリット、将来性などについて解説しました。 オプティミズム(Optimism)とは、イーサリアムのスケーラビリティ問題に対処するために設計されたレイヤー2プロジェクトであり、Optimistic Rollup技術を採用しています。オプティミズム(Optimism)には、ガス代の削減、イーサリアムのスケーラビリティ問題の解決、既存のイーサリアムベースのDAppsの移植が可能というメリットがあります。 そのため、オプティミズム(Optimism)が今後さらに成長していけるかどうかは、Fault Proofの導入による安全性の向上やSuperchain構想の実現が重要なポイントになります。 ※本記事はオプティミズム(Optimism)の価格上昇を保証するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)とは、高いスケーラビリティとセキュリティが特徴のレイヤー1のブロックチェーン「Kaspa」のネイティブトークンです。カスパ(Kaspa)は、独自のBlockDAG構造と効率的なProof of Work(PoW)アルゴリズムを採用しており、迅速なトランザクション処理と高い分散性を実現しています。 この記事では、カスパ(Kaspa)の特徴や仕組み、メリットや将来性について解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)とは 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)の特徴 特徴①:独自構造「BlockDAG」を採用 特徴②:効率的なPoW(Proof of Work) 特徴③:1年に1度迎える半減期 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)のメリット メリット①:迅速な取引実行 メリット②:分散化による高いセキュリティ 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)の将来性・今後の動向 ポイント①:相互運用性の拡大 ポイント②:二重支出対策への期待 まとめ 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)とは 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)とは、高いスケーラビリティと安全性が特徴のレイヤー1のブロックチェーン「Kaspa」のネイティブトークンです。 Kaspaのコンセンサスアルゴリズムは「Proof of Work(PoW)」を採用していますが、ビットコインなど一般的な暗号資産で採用されているPoWよりも効率的なPoWを実現しています。2022年9月に行われたEthereum(ETH)のPoS(Proof of Stake)移行アップデート「The Merge」をはじめ、現在多くのブロックチェーンでは取引処理の高い効率性を求めてPoWではなくPoSを採用する動きが強まっています。そんな中、KaspaはPoWを採用しているにもかかわらず高い効率性を実現しています。 通貨単位 KAS 時価総額(2023年12月時点) 約3270億円(39位) コンセンサスアルゴリズム PoW(Proof of Work) ホワイトペーパー https://api-new.whitepaper.io/documents/pdf?slug=kaspa 公式サイト https://kaspa.org/ 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)の特徴 暗号資産カスパ(Kaspa)の特徴は以下の3つが挙げられます。 独自構造「BlockDAG」を採用 効率的なPoW(Proof of Work) 1年に1度迎える半減期 以下で詳しく解説していきます。 特徴①:独自構造「BlockDAG」を採用 引用:https://kaspa.org/features/ 1つ目のカスパ(Kaspa)の特徴は「BlockDAGという独自のデータ構造が採用されている点」です。 BlockDAGとは、ブロックチェーンとDAGチェーンの特徴を組み合わせたデータ構造であり、Kaspaは世界で初めてこのデータ構造を採用した暗号資産として知られています。ブロックチェーンは線形システムであり、取引はブロックに記録され、ブロックは時間順に並べられます。一方でDAG(Directed Acyclic Graph)とは「有向非巡回グラフ」と言われる数学的構造の一種であり、取引データ同士を直接接続していきます。BlockDAGは、これら2つのデータ構造を組み合わせており、カスパ(Kaspa)で生成されるブロックチェーンは従来のチェーンのように一直線ではなく多くの枝分かれが存在する構造となります。 GhostDAGの採用により取引承認の並列処理が可能に カスパ(Kaspa)がBlockDAGを採用できたのは、KaspaがGhostDAGプロトコルをベースにしており、高速かつ複数のブロックの承認を並列処理できるためです。GhostDAGとは、ビットコインで採用されている「ナカモトコンセンサス」をよりシンプルな形にしたコンセンサスアルゴリズムであり、高いセキュリティを確保しつつも高速な合意形成を実現しています。 特徴②:効率的なPoW(Proof of Work) 2つ目の特徴は「効率的なPoW(Proof of Work)を実現している点」が挙げられます。 カスパ(Kaspa)のPoWは、kHeavyHashという特殊なアルゴリズムを用いることで他の多くのブロックチェーンと比較して高い効率性を誇ります。kHeavyHashアルゴリズムはETHash、SHA-256、KawPowなどと比較して、ワットあたりのハッシュパワーが非常に高いです。これは同じ電力でより多くの計算作業が可能であることを意味し、マイニングのエネルギー効率を大幅に上昇させます。 加えて、KaspaのBlockDAG構造は、各ブロックがネットワークセキュリティに貢献するよう設計されており、ビットコインなどの他のPoWブロックチェーンが遭遇する(※)オーファンブロック問題を解消します。これによって、無駄なエネルギーの消費を減らし、より持続可能なブロックチェーン環境を実現します。 (※)複数のマイナーがほぼ同時に新しいブロックを生成した場合、ネットワークが一つを正式なブロックとして承認し、残りのブロックが破棄される現象。破棄されたブロックは「オーファンブロック(孤立ブロック)」と呼ばれ、トランザクションの一時的な非効率やマイナーの報酬損失を引き起こす可能性がある。 特徴③:1年に1度迎える半減期 3つ目の特徴は「1年に1度半減期を迎える点」です。 半減期とは、暗号資産やトークンの供給量が半分になる時期のことを指しており、多くの暗号資産は半減期を迎えることで通貨供給量を調整しています。 カスパ(Kaspa)と同様にPoWをコンセンサスアルゴリズムをもつBitcoinは半減期を4年に1度迎えますが、Kaspaは年に1回のペースで半減期が来るような設計をされている点が特徴として挙げられます。 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)のメリット 暗号資産カスパ(Kaspa)のメリットは、以下の2つが挙げられます。 迅速な取引実行 分散化による高いセキュリティ 以下で1つずつ解説します。 メリット①:迅速な取引実行 1つ目のメリットは「迅速な取引実行が可能である点」です。 カスパ(Kaspa)はBlockDAG技術を採用しており、これにより従来のブロックチェーンシステムよりもはるかに高速なトランザクション処理が可能になっています。具体的には、カスパ(Kaspa)のネットワークは取引データを約1秒でブロックに格納し、トランザクションは平均してわずか10秒でバリデータからの承認を得ることが可能です。同じくPoWを採用しているビットコインでは、取引データを1つのブロックに格納して取引正当性を検証・承認するサイクルに必要な時間は約10分であるため、Kaspaは迅速に取引実行が可能といえます。 メリット②:分散化による高いセキュリティ 2つ目のメリットは「分散化によって高いセキュリティが保たれている点」です。 カスパ(Kaspa)はProof of Work(PoW)のアルゴリズムを採用しており、これによってネットワークは分散化された構造を維持しています。 分散化されたネットワークは、中央集権的な管理や操作から独立しており、セキュリティの観点から非常に強固です。また、カスパ(Kaspa)が採用しているkHeavyHashアルゴリズムにより、ネットワークのセキュリティも堅牢化されています。 暗号資産カスパ(Kaspa/KAS)の将来性・今後の動向 カスパ(Kaspa)の将来性や今後の動向を占う上で重要なポイントとしては、主に以下の2つがあります。 相互運用性の拡大 二重支出対策への期待 ポイント①:相互運用性の拡大 2023年11月23日、KaspaはWrapped Kaspa (wKAS) をPolygonチェーンとBNBチェーンに導入することを発表しました。 引用:X.com これにより、Kaspaは分散型金融(DeFi)領域における役割を大きく拡張し、ユーザーにとってより多くの選択肢を提供することが期待されています。今回は、(※)Chainge Financeを使用することでKaspaのブリッジが可能になりました。Wrapped Kaspa (wKAS) がPolygonやBNBなどの他のブロックチェーンで利用可能になることで、ユーザーがKaspaのエコシステムに簡単にアクセスできるようになります。これにより、これまでKaspaに触れる機会がなかった新しいユーザー層がKaspaを利用し注目を集めていく可能性があります。 (※)9つのブロックチェーンと20のDEX(分散型取引所)を集約したDefi(分散型金融)プラットフォーム。 ポイント②:二重支出対策への期待 カスパ(Kaspa)は、二重支出問題に対してGhostDAGプロトコルとUTXO(Unspent Transaction Output)モデルを組み合わせた解決策を提示しています。 二重支出問題とは、同じデジタル通貨を複数の取引に不正に使用するという問題で、システムの信頼性を脅かす可能性があります。カスパ(Kaspa)のGhostDAGプロトコルはトランザクションに普遍的に合意された順序を確保し、UTXOモデルは各デジタルコインが一度だけ使用されることを保証します。この組み合わせにより、Kaspaは並行処理されるトランザクションでも、各コインの一意性を維持し、二重支出のリスクを効果的に排除できるのです。この技術的進歩は、Kaspaがデジタル通貨の信頼性とセキュリティを高め、ユーザーの拡大と信頼を築くための基盤を提供すると言ってもよいでしょう。 まとめ この記事ではカスパ(Kaspa)の特徴、メリット、将来性などについて解説しました。 カスパ(Kaspa)は、独自のBlockDAG構造と効率的なProof of Work(PoW)アルゴリズムを採用し、高速なトランザクション処理と高い分散性を提供するレイヤー1ブロックチェーンです。 GhostDAGプロトコルにより、スケーラビリティとセキュリティが強化され、迅速な取引実行が可能になっています。さらに、Wrapped Kaspa (wKAS) を通じた他のブロックチェーンとの相互運用性の拡大は、Kaspaのエコシステムを広げ、より多くのユーザーを引き付ける可能性があります。 ※本記事はカスパ(Kaspa/KAS)の価格上昇を保証するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
暗号資産トロン(TRX/TRON)とは、ブロックチェーンプラットフォームを提供し、分散型アプリケーション(DApps)の開発、デジタルコンテンツの配信、スマートコントラクトの実行など、さまざまな用途に使用できる暗号資産です。 プラットフォームとしての成功や国際的な採用に向けた取り組みが将来性を高めており、プロジェクトの成長が期待されています。 この記事では、トロン(TRX/TRON)の特徴や仕組み、メリットや将来性、今後の動向などについて解説していきます。 この記事でわかること 暗号資産トロン(TRX/TRON)の特徴がわかる 暗号資産トロン(TRX/TRON)の将来性がわかる 暗号資産トロン(TRX/TRON)に関するニュースがわかる Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産トロン(TRX/TRON)とは 暗号資産トロン(TRX/TRON)の特徴 特徴①:約2,000取引/秒の高い処理能力 特徴②:トロン仮想マシン(TVM)を採用している 特徴③:定期的なバーン(焼却)があるデフレーションモデル 暗号資産トロン(TRX/TRON)の将来性・今後の動向 ポイント①:プラットフォームとしてのニーズが拡大する ポイント②:有名企業に採用される ポイント③:国家通貨として採用される まとめ 暗号資産トロン(TRX/TRON)とは 引用:TRON Network 暗号資産トロン(TRX/TRON)とは、ブロックチェーンプラットフォームを提供し、分散型アプリケーション(DApps)の開発、デジタルコンテンツの配信、スマートコントラクトの実行など、さまざまな用途に使用できる暗号資産です。 2017年に中国の起業家であるジャスティン・サン(Justin Sun)によって設立されたトロントロンは、最初にEthereum(イーサリアム)ベースのトークンとしてスタートし、その後独自のブロックチェーンに移行しました。 また、トロンはNFTゲームや音楽、動画などのデジタルコンテンツの配信や管理が可能なプラットフォームでもあります。将来性については、長期的なロードマップに基づいて開発が進められており、エンタメ以外の分野でもエコシステムの拡大を図っています。 通貨単位 TRX 時価総額(2023年12月時点) 約1兆3,000億円(11位) 発行上限枚数 なし(デフレーションモデル) コンセンサスアルゴリズム DPoS(Delegated Proof of Stake) ホワイトペーパー https://tron.network/static/doc/white_paper_v_2_0.pdf 公式サイト https://tron.network/ 暗号資産トロン(TRX/TRON)の特徴 引用:TRON Network 暗号資産トロンの特徴は以下の3つが挙げられます。 約2,000取引/秒の高い処理能力 トロン仮想マシン(TVM)を採用している 定期的なバーン(焼却)があるデフレーションモデル 以下で詳しく解説していきます。 特徴①:約2,000取引/秒の高い処理能力 1つ目の特徴は「約2,000取引/秒の高い処理能力」です。 トロンのプロトコルは、高い処理速度とスケーラビリティを実現したブロックチェーンを提供しています。また、DPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用することで、効率のよい取引処理を行っています。 さらに、BitTorrent Chainというサイドチェーンを使用することで、主にスマートコントラクトの拡張をサポートしています。BitTorrent Chainは、イーサリアムやBSC(バイナンススマートチェーン)とも互換性があるので、開発者はトロンの高い処理能力を享受しながらDappsの移行・開発を行えます。 特徴②:トロン仮想マシン(TVM)を採用している 引用:Whitepaper - TRON Virtual Machine (TVM) 2つ目の特徴は「トロン仮想マシン(TVM)を採用している点」です。 トロン仮想マシン(TVM)は、TRONスマートコントラクトの実行環境です。トロンは、トロン仮想マシン(TVM)を活用し、国際的な公開ノードネットワークを使用してプログラムを実行できる環境を提供しています。そのため、容易にコンテンツプラットフォームを構築することができます。また、イーサリアム仮想マシン(EVM)と互換性があるため、移行もサポートしています。 トロンはDappsの開発やデジタルコンテンツの配信など、さまざまな領域での活用が期待されています。 特徴③:定期的なバーン(焼却)があるデフレーションモデル 3つ目の特徴は「定期的なバーン(焼却)があるデフレーションモデル」です。 トロンは発行上限が定められていない代わりに、定期的なバーン(焼却)が行われる仕組みが採用されています。市場供給量が定期的に減少することで、希少性が担保されています。メインネットローンチ時には、総供給量1,000億TRXの1%にあたる10億TRX(55億円相当)がバーンされました。 トロンのバーンは、トロンのインフレを抑えるだけでなく、偶発的または悪意のあるトランザクションがすべてのTRONネットワークリソースを占有するのを防ぐことができます。 暗号資産トロン(TRX/TRON)の将来性・今後の動向 暗号資産トロン(TRX/TRON)の将来性や今後の動向を占う上で重要なポイントとしては、主に以下の3つがあります。 プラットフォームとしてのニーズが拡大する 有名企業に採用される 国家通貨として採用される ポイント①:プラットフォームとしてのニーズが拡大する 引用:trondao.org 1つ目のポイントは「プラットフォームとしてのニーズが拡大する」です。 トロンは、特にエンターテイメント領域のデジタルコンテンツの配信や管理が可能なプラットフォームとして開発されています。そのため、利用ユーザーの増加や、インフルエンサーの参入など、プラットフォームとしてのニーズが拡大するタイミングには注目が集まりやすいと予想できます。 トロンは現在DAOによって運営がされており、クリエイター支援や開発へのインセンティブに対して積極的に投票がなされています。今後NFTの需要が高まっていくと予想される中、プラットフォームにトロンが採用されていけば、トロンの価格が上昇する可能性も高まると言えるのではないでしょうか。 ポイント②:有名企業に採用される 2つ目のポイントは「有名企業に採用される」ことです。 すでにさまざまな企業やプロジェクトで活用されているトロンが、さらに多くの企業に採用されていくことにも期待がもてます。 例えば、トロンは韓国のスマホメーカー「Samsung」と提携をしています。SamsungのブロックチェーンプラットフォームであるSamsung Blockchain Keystoreは、トロン(TRX)のDAppsを提供しており、SamsungのユーザーはSamsung Galaxy Storeから直接トロンのブロックチェーンを活用したDAppsにアクセスすることができます。また、Samsungのスマートフォンやその他のデバイスを利用しているユーザーは、トロンのブロックチェーンを活用したDAppsを利用することができます。これにより、トロンのブロックチェーンを活用したアプリケーションにアクセスすることができます。 このような有名企業の活用事例のニュースが出たタイミングには、トロンの価格が変動する可能性があります。 ポイント③:国家通貨として採用される 3つ目のポイントは「国家通貨として採用される」ことです。 2022年10月、ドミニカ国政府は国家のブロックチェーンインフラとしてトロン・プロトコルを認定しました。これにより、トロンと関連する7つの銘柄がドミニカ国内で公認デジタル通貨として法的地位を取得し、決済や税金の支払いに利用できるようになります。 これは、ビットコインを法定通貨に採用したエルサルバドルの事例に次いで、影響力が大きい事例であると言えるでしょう。ドミニカに追随してトロンを採用していく国が増えれば、トロンの存在感はさらに強まることが予想されます。 まとめ この記事では暗号資産トロン(TRON/TRX)の特徴、メリット、将来性などについて解説しました。 暗号資産トロン(TRON/TRX)とは、ブロックチェーンプラットフォームを提供し、分散型アプリケーション(DApps)の開発、デジタルコンテンツの配信、スマートコントラクトの実行など、多岐にわたる用途に使用できる暗号資産です。2017年に中国の起業家、ジャスティン・サンによって設立され、Ethereumベースのトークンから独自ブロックチェーンへ移行しました。 暗号資産トロン(TRON/TRX)には、約2,000取引/秒の高い処理能力、トロン仮想マシン(TVM)の採用、定期的なバーンがあるデフレーションモデルというメリットがあります。これらの特徴により、高速で効率的な取引処理が可能であり、さまざまなアプリケーションの開発と実行がサポートされています。 そのため、暗号資産トロン(TRON/TRX)が今後さらに成長していけるかどうかは、プラットフォームとしてのニーズ拡大、有名企業による採用、そして国家通貨としての採用などが重要なポイントになります。特に、ドミニカ国政府がトロンを国家のブロックチェーンインフラとして認定した事例は、その将来性を示唆する重要な指標の一つです。 ※本記事は暗号資産トロン(TRON/TRX)の価格上昇を保証するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
コスモス(Cosmos/ATOM)とは、Tendermint社によって開発された暗号資産で、互換性のないブロックチェーン同士を結びつける能力を持っています。これにより、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題の解決と効率的な取引やデータの流通が期待されています。 この記事では、コスモス(ATOM)の特徴や仕組み、メリットや将来性、今後の動向などについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産コスモス(ATOM)とは 暗号資産コスモス(ATOM)の特徴 特徴①:互換性のないブロックチェーン同士をつなげられる 特徴②:コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用している 特徴③:DAppsの開発障壁が低い 暗号資産コスモス(ATOM)の仕組み 暗号資産コスモス(ATOM)のメリット メリット①:取引所を介さずに直接交換が可能 メリット②:スケーラビリティ問題の解決が期待されている メリット③:DApps開発の際に比較的扱いやすいプログラミング言語を使用できる 暗号資産コスモス(ATOM)の将来性・今後の動向 ポイント①:DeFi(分散型金融)領域でのコスモス(ATOM)の活用 ポイント②:コスモス(ATOM)のインフレ率の変更 ポイント③:コスモス(ATOM)の機能追加による実用性拡大 まとめ 暗号資産コスモス(ATOM)とは コスモス(ATOM)とは、Tendermint社が開発した暗号資産(仮想通貨)であり、異なるブロックチェーン同士をつなぐことができる特徴を持っています。これにより、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題を解決し、より効率的な取引やデータの流通が実現できるとされています。 通貨単位 ATOM 時価総額(2023年12月時点) 約5兆4,000億円(20位) 発行上限枚数 上限なし コンセンサスアルゴリズム DPoS(Delegated Proof of Stake) ホワイトペーパー https://v1.cosmos.network/resources/whitepaper 公式サイト https://cosmos.network/ 暗号資産コスモス(ATOM)の特徴 出典:https://cosmos.network/ 暗号資産コスモス(ATOM)の特徴は以下の3つが挙げられます。 互換性のないブロックチェーン同士をつなげられる コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用している DAppsの開発障壁が低い 以下で詳しく解説していきます。 特徴①:互換性のないブロックチェーン同士をつなげられる 出典:https://v1.cosmos.network/intro 1つ目の特徴は「互換性のないブロックチェーン同士をつなげられる点」です。コスモス(ATOM)は、ブロックチェーン間の相互接続と相互運用性を実現するプロジェクトです。コスモス(ATOM)は「Internet of Blockchains」の実現を目指しており、異なるブロックチェーン間での資産やデータのやり取りを可能にします。これにより、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題を解決し、より効率的な取引やデータの流通が実現できるとされています。 コスモス(ATOM)の技術の中心となるのが「Cosmos SDK」と呼ばれるフレームワークです。これを使用することで開発者は比較的簡単にカスタマイズ可能なブロックチェーンを構築することができます。これにより、さまざまな企業や取引所、開発者がコスモスの技術を活用し、新たなサービスやプロダクトを生み出すことが可能になります。 特徴②:コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用している 2つ目の特徴は「コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用している点」です。 DPoSとはDelegated Proof of Stake(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)の略であり、暗号資産の保有者に対して、保有している量に応じた投票権を割り当て、投票によって取引の承認を委任するコンセンサスアルゴリズムのことです。 DPoSは暗号資産の保有量に応じてブロックの承認権を与えるPoS(Proof of Stake、プルーフ・オブ・ステーク)の発展形として誕生しました。DPoS はPoS とは異なり、投票によりブロックの承認者を選出する仕組みです。そのため取引承認に必要な承認数を減らすことができ、PoSと比較して高速なトランザクション処理を実現できます。 特徴③:DAppsの開発障壁が低い 3つ目の特徴は「DAppsの開発障壁が低い点」です。 コスモス(ATOM)は、開発ツールとして「Cosmos SDK」というフレームワークを提供しており、これによってブロックチェーンをゼロから構築することなく簡単に作成することができます。Cosmos SDKは、開発者が独自のカスタマイズが可能なブロックチェーンを構築するためのツールキットです。Cosmos SDKを用いたブロックチェーンでは、主にステートマシンがインターフェース(ABCI)を介して、Tendermintなどのコンセンサスエンジンに接続されます。このインターフェースは任意のプログラミング言語で書くことができるため、開発者は開発者はJavaやC++などのメジャーなプログラミング言語を使用してステートマシンを構築できます。 また、Cosmos SDKはモジュール式の設計になっており、必要な機能を組み合わせることで効率的にブロックチェーンを構築することができます。これにより、新たなブロックチェーンの開発やDAppsの構築が容易になり、さらなるDAppsの開発が促進されると考えられています。 暗号資産コスモス(ATOM)の仕組み 出典:https://v1.cosmos.network/intro コスモス(ATOM)は、異なるブロックチェーン同士を結びつけるための仕組みとして、「Hub」と「Zone」を導入しています。 具体的には、コスモスは自身のチェーン上にCosmos Hubを展開し、さらにIBC(Inter-Blockchain Communication)というブロックチェーン間の相互運用性を実現する技術を開発しています。 出典:https://v1.cosmos.network/intro コスモスのネットワークを構築するブロックチェーンの1つであるCosmos Hubは、異なるブロックチェーン同士を結びつける役割を果たしており、これによって取引所を介さずに通貨の取引を行うことが可能となっています。さらに「Hub」と「Zone」を経由することによって、異なるブロックチェーン同士でも暗号資産の送金や取引を行うことができます。 これにより、コスモスはブロックチェーン間の相互運用性を実現し、取引の効率化や新たなビジネスモデルの実現を支援しています。 暗号資産コスモス(ATOM)のメリット 暗号資産コスモス(ATOM)のメリットは、以下の3つが挙げられます。 取引所を介さずに直接交換が可能 スケーラビリティ問題の解決が期待されている DApps開発の際に比較的扱いやすいプログラミング言語を使用できる 以下で1つずつ解説します。 メリット①:取引所を介さずに直接交換が可能 1つ目のメリットは「取引所を介さずに直接交換が可能という点」です。 従来のブロックチェーンプラットフォームでは異なるブロックチェーン同士を連携させることが難しく、取引を行うためには多大なコストがかかっていました。しかし、コスモスは独自の仕組みである「Hub」と「Zone」を導入することで異なるブロックチェーン同士をつなげることに成功し、取引所を経由せずに通貨の取引ができるようになりました。 これにより、異なるブロックチェーン間での相互運用性が実現され、より効率的な取引が行われるようになりました。このように、コスモスのクロスチェーン機能は、直接交換が可能となるだけでなく、取引の効率化にも貢献しています。 メリット②:スケーラビリティ問題の解決が期待されている 2つ目のメリットは「スケーラビリティ問題の解決が期待されている点」です。 スケーラビリティ問題とは、主に暗号資産の取引に時間がかかったり、手数料が暴騰したりする問題を指します。暗号資産は、送金の速さや手数料の安さから技術的革新と捉えられている一面があるため、スケーラビリティ問題に直面することは、暗号資産のメリットを失っているともいえます。 コスモス(ATOM)はクロスチェーン技術により、ブロックチェーン同士をつなげる際のコストを軽減することができます。これにより、スケーラビリティの問題の解決が期待されています。 メリット③:DApps開発の際に比較的扱いやすいプログラミング言語を使用できる 3つ目のメリットは「DApps開発の際に比較的扱いやすいプログラミング言語を使用できる点」です。 前述した通り、コスモスの特徴の1つは分散型アプリケーション(DApps)の開発障壁が低いことです。Cosmos SDKにより、JavaやC++などのメジャーで比較的扱いやすいプログラミング言語を使用してDAppsの開発を行うことが可能となっています。 暗号資産コスモス(ATOM)の将来性・今後の動向 コスモス(ATOM)の将来性や今後の動向を占う上で重要なポイントとしては、主に以下の3つがあります。 DeFi(分散型金融)領域でのコスモス(ATOM)の活用 コスモス(ATOM)のインフレ率の変更 コスモス(ATOM)の機能追加による実用性拡大 以下で詳しく解説していきます。 ポイント①:DeFi(分散型金融)領域でのコスモス(ATOM)の活用 1つ目のポイントは「DeFi(分散型金融)領域でのコスモス(ATOM)の活用」です。 2023年10月24日、分散型取引所(DEX)dYdXの開発会社であるdYdXトレーディングは、自社の「dYdXチェーン」をオープンソース化し、そのコードと監査を完了したことを発表しました。このチェーンは以前「dYdX v4」と呼ばれており、コスモス(ATOM)エコシステム上に構築されています。dYdXはコスモスのCosmosSDKを用いてこのブロックチェーンを開発しています。 現在の「dYdX V3」はイーサリアムのレイヤー2ソリューションである「スタークネット」上に構築されていますが、オープンソース化はコスモス系チェーンへの移行の第一歩を示しています。移行の次段階では「ジェネシス(Genesis)」ブロックの作成という3フェーズのイベントが予定されています。そして、メインネットのアルファ版とベータ版を経て、最終的にメインローンチされる予定です。 dYdXのようなDEXのオープンソース化とコスモスへの移行は、コスモスのテクノロジーとエコシステムが成熟しており、大規模なプロジェクトをサポートする能力を持っていることを示しています。これは、コスモスが分散型金融(DeFi)領域でより重要な役割を果たす可能性があることを示唆しており、その将来性をさらに強化するものと考えられます。また、dYdXのような大規模なプロジェクトがコスモスに参加することで、他のプロジェクトや開発者がコスモスを利用するインセンティブが増える可能性もあります。 ポイント②:コスモス(ATOM)のインフレ率の変更 2つ目のポイントは「コスモス(ATOM)のインフレ率の変更」です。 2023年11月27日、コスモス(ATOM)のコミュニティが、ATOMのインフレ率を約14%から10%に引き下げる提案を承認しました。この決定により、ATOMトークンのステーキングAPR(年換算利回り)も約19%から約13%に下げることになります。提案の主な理由は、高いインフレ率がATOM価格の長期的な下落を引き起こす恐れがあることに対する懸念です。 コスモスは動的インフレモデルを採用しており、インフレ率は7%〜20%の間で変動するように設定されています。今回の変更は、インフレ率の上限を10%に設定するものです。 この提案の背後には、Cosmos Hubがバリデーターへの支払いを過大に行っているという主張があり、インフレ率を下げてもバリデーターは手数料収入により損益分岐点に達する、またはそれ以上の利益を上げることが可能であるとされています。 この提案は僅差で承認され、コスモスのエコシステムにおいて歴史的に高い投票率を記録しました。賛成派は、高インフレがATOM価格の長期的な下落やATOMトークンの使用を妨げると主張しました。一方、反対派は、低インフレが小規模なバリデーターに悪影響を及ぼし、バリデーターコミュニティの多様性を損なう恐れがあると指摘しています。 インフレ率の調整は、トークン価値の安定化に貢献すると期待されている一方で、必ずしもインフレ率減少がトークン価格上昇に結びつくわけではないという意見もあります。また、ステーキング目的でATOMを購入した人々がトークンを売却することで価格が下落するリスクもあります。 ポイント③:コスモス(ATOM)の機能追加による実用性拡大 3つ目のポイントは「コスモス(ATOM)の機能追加による実用性拡大」です。 2023年5月13日、コスモスプロジェクトはネットワークにおける「Replicated Security」という新しいセキュリティ共有機構の稼働開始を発表しました。これにより、コスモスはブロックチェーン間の相互運用性を一層強化し、ATOMトークンの実用性を拡大しています。 「Replicated Security」(旧称:Interchain Security(ICS))は、Cosmos Hubのバリデータがコスモスネットワークに参加する他のブロックチェーン(「Consumer Chain」と呼ばれる)のトランザクションを検証する仕組みです。これにより、新しいブロックチェーンプロジェクトがセキュリティの確保に関するリソースを大幅に節約できるようになります。Consumer Chainは、トランザクションの認証に対する対価として収益をCosmos Hubと共有し、共有された収益はATOMトークンのバリデータやデリゲータに分配されます。 Replicated Securityの実装により、Cosmos Hubは他のブロックチェーンプロジェクトにセキュリティサービスを提供し、その過程でATOMトークンの需要と価値を高めることが期待されます。これは、ATOMトークンの実用性を高め、コスモスエコシステム全体の魅力を増す重要な一歩となる可能性があります。 まとめ この記事ではコスモス(ATOM)の特徴、メリット、将来性などについて解説しました。 コスモス(ATOM)とは、Tendermint社が開発した暗号資産であり、互換性のないブロックチェーン同士をつなげ、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題を解決することを目指しています。DPoSコンセンサスアルゴリズムの採用やDApps開発の障壁が低いこともその特徴です。 コスモス(ATOM)には、取引所を介さずに直接交換が可能であること、スケーラビリティ問題の解決が期待されること、DApps開発時に比較的扱いやすいプログラミング言語を使用できることというメリットがあります。 そのため、コスモス(ATOM)が今後さらに成長していけるかどうかは、DeFi(分散型金融)領域での活用、インフレ率の変更、及び機能追加による実用性の拡大が重要なポイントになります。 ※本記事はコスモス(ATOM)の価格上昇を保証するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
Aptos(アプトス/APT)とは、Aptos Labによって開発された新世代のL1(レイヤー1)ブロックチェーンです。 このプラットフォームは、高い安全性とスケーラビリティを目指し、Meta(旧Facebook)のDiemブロックチェーンエンジニアによって開発された「Move」というプログラム言語を採用しています。また、トランザクションの並列処理が可能であり、PoSとAptos BFTの2種類のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。。さらにAptosは、その高い処理能力により、ブロックチェーンが抱えるトリレンマを解決する技術として高い注目を集めています。 この記事では、Aptos(アプトス)の特徴や仕組み、メリットや将来性、今後の動向などについて解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 暗号資産Aptos(アプトス)とは 暗号資産Aptos(アプトス)の特徴 特徴①:高い処理機能を実現する「Block-STM」 特徴②:コンセンサスアルゴリズムにAptos BFT(Byzantine Fault Tolerance)を採用 特徴③:スマートコントラクトに特化したプログラミング言語「Move」を使用 暗号資産Aptos(アプトス)のメリット メリット①:L1チェーンが抱えるトリレンマを解決する可能性がある メリット②:多様なプロジェクトを展開可能 暗号資産Aptos(アプトス)の将来性・今後の動向 ポイント①:AptosネットワークをベースとしたWeb3.0の普及 ポイント②:次のソラナ(Solana)キラーになれるか まとめ 暗号資産Aptos(アプトス)とは Aptos(アプトス)とは、Aptos Labによって安全性とスケーラビリティに重点を置いて開発されたL1(レイヤー1)ブロックチェーンです。Meta(旧Facebook)のDiemブロックチェーンエンジニアによって独自開発されたプログラムング言語「Move」を採用し、加えてコンセンサスアルゴリズムにHotStuffプロトコルを派生させたBlockSTMを使用することでトランザクションの並列処理を可能にし、高いスループットを実現させています。 通貨単位 APT 時価総額(2023年12月時点) 約3548億円(35位) コンセンサスアルゴリズム PoS(Proof of Stake) Aptos BFT(Byzantine Fault Tolerance) ホワイトペーパー https://aptos.dev/assets/files/Aptos-Whitepaper-47099b4b907b432f81fc0effd34f3b6a.pdf 公式サイト https://aptoslabs.com/ 暗号資産Aptos(アプトス)の特徴 暗号資産Aptos(アプトス)の特徴は以下の3つが挙げられます。 高い処理機能を持つ「Block-STM」 PoSとAptos BFTの2種類のコンセンサスアルゴリズムを採用 ブロックチェーンに特化したプログラミング言語「Move」を使用 以下で詳しく解説していきます。 特徴①:高い処理機能を実現する「Block-STM」 1つ目の特徴は「膨大なトランザクションを高速で処理できる点」です。 Aptos(アプトス)は、Block-STM(Software Transactional Memoryの略)と呼ばれる技術を活用しています。従来のブロックチェーンは基本的に1度に1つのトランザクション処理を行うため、タイムロスが発生していましたが、Block-STMはトランザクションの実行とコンセンサスを切り離して処理する並列処理を行うことで複数のトランザクションを一度に処理できるようになり、スケーラビリティが格段に改善します。 特徴②:PoSとAptos BFTの2種類のコンセンサスアルゴリズムを採用 2つ目の特徴は「PoSとAptos BFTの2種類のコンセンサスアルゴリズムが採用されている点」です。 Aptosでは、「PoS(Proof of Stake)」に加え、「Aptos BFT(Byzantine Fault Tolerant)」という独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。2つのコンセンサスアルゴリズムを導入できるのは、Aptosがトランザクションの並列処理が可能なためです。当初のAptos BFTは「Diem BFT」というMeta社(旧Facebook)で開発されたコンセンサスアルゴリズムとなっており、そこに「HotStuff」というシステムを追加しています。HotStuffとは、ビザンチン障害に対して耐性を持っているプロトコルであり、「全てのノードが連絡を取りつつも、選ばれたリーダーがノードの連携をまとめるシステム」となっています。このリーダーが全体を統括することで、ノード間のコミュニケーション回数が減少し、処理速度を大きく向上させると同時に高いセキュリティ性が実現されると期待を集めています。 特徴③:ブロックチェーンに特化したプログラミング言語「Move」を使用 3つ目の特徴は「ブロックチェーンに特化した開発言語Moveが採用されている点」です。 暗号資産のスマートコントラクトには、通常Solidityという言語が使用されています。Solidityでは、スマートコントラクトのデータが生成した中央のコントラクトアカウントに保存される仕組みになっており、セキュリティリスクが生じる懸念が指摘されています。 一方でMoveでは、データは個人アカウントに分散して保存され、データの所有権はユーザーにあります。そのため、「自分のデータを操作できるのは自分のみ」という状態になり、バグが発生しても、ハッカーがスマートコントラクト内の全員のデータを改変することはできません。 この点において、Solidityなどを採用しているL1プロジェクトに比べAptosのセキュリティは高く評価されています。 暗号資産Aptos(アプトス)のメリット 暗号資産Aptos(アプトス)のメリットは以下の2つが挙げられます。 L1チェーンが抱えるトリレンマを解決する可能性がある 多様なプロジェクトを展開可能 以下で詳しく解説していきます。 メリット①:L1チェーンが抱えるトリレンマを解決する可能性がある 1つ目のメリットは「L1チェーンが抱える課題を解決する可能性があるという点」です。 イーサリアムをはじめとしたレイヤー1のブロックチェーンは優れた技術である反面、その構造上必ず発生してしまう「分散性」「セキュリティ」「スケーラビリティ」と言われるトリレンマが存在します。 トリレンマとは、3つのうち2つしか選択できず、残りの1つは諦めるしかない状況を指します。例えばイーサリアムは分散性とセキュリティに優れていますが、スケーラビリティ問題を抱え、「イーサリアム・キラー」と呼ばれるBNBチェーンにおいてもセキュリティとスケーラビリティに優れていますが、分散性に課題を抱えています。 これらの課題に対してAptosが導入する「Block-STM」「Aptos BFT」「 Move」の3つの技術は、ブロックチェーンに「膨大な量のデータを素早い処理で、分散して安全に管理できる」機能をもたらし、トリレンマを解決する大きな希望となると言われています。 メリット②:多様なプロジェクトを展開可能 2つ目のメリットは「Aptosチェーン上で多様なプロジェクトが展開できる点」です。 Aptosのブロックチェーン上では、さまざまなアプリケーションが実現可能であるため、Defi(分散型金融)、NFT、NFTゲームや次世代ソーシャルメディアプラットフォームなどの多様な分野での活用が期待されています。 実際にAptosのメインネットがローンチする以前で、既に100以上のプロジェクトがAptosのエコシステム上で構築されていたことからも期待の高さを伺えるでしょう。 特にその中でも代表的なプロジェクトを紹介します。 -代表的なプロジェクト- HippoLab(アグリゲータ) Econia(DEX) Liquidswap(AMM) Martin(ウォレット) 暗号資産Aptos(アプトス)の将来性・今後の動向 暗号資産Aptos(アプトス)の将来性や今後の動向を占う上で重要なポイントとしては、主に以下の2つがあります。 AptosネットワークをベースとしたWeb3.0の普及 次のソラナ(Solana)キラーになれるか ポイント①:AptosネットワークをベースとしたWeb3.0の普及 1つ目のポイントは「AptosネットワークをベースとしたWeb3.0の普及」です。 2022年8月9日、Aptosの開発を手がけるAptos Labは米マイクロソフト(Microsoft)と提携し、同社が提供するAIサービス「Azure OpenAI Service」をAptosネットワークに統合することを発表しました。これにより、Aptos上でサービスを構築する開発者は、アプリケーションに大規模な言語生成AIモデルを導入することが可能になります。 Azure OpenAI Serviceとは、Microsoft社のクラウドサービス「Microsoft Azure」において、OpenAIが手掛けるAIを利用できるサービスです。このサービスには、AI技術やデータサイエンスのスキルや知識を持たないシステム開発者でもアプリケーションを構築できるサービス「Azure Cognitive Services」が組み込まれています。加えて、今回の連携を通じて「アプトス・アシスタント(Aptos Assistant)」と呼ばれるアプトス・エコシステムに関するユーザーからの質問に答えるチャットボット機能も追加される予定です。 このようにAptos Labによる開発インフラの整備が進むことで、スマートコントラクトや分散型アプリ(Dapps)の構築に興味を持つ開発者がシームレスにWeb2.0からWeb3,0へ開発環境を移行することが可能になります。そして、Aptosネットワーク上でのサービスが増えることで、より多くのエンドユーザーの手にAptos上のサービスを届けることが可能になるでしょう。 ポイント②:次のソラナ(Solana)キラーになれるか 2つ目のポイントは「Aptosが次のソラナキラーになれるか」という点です。 実際にAptosは稼働を始めてから1週間もたたないうちに、既に「ソラナキラー」になる可能性が高いと界隈でも注目を集めました。Aptosは、1秒間に16万件のトランザクションを処理できると主張している一方で、Solanaの1秒間の処理件数は6万5000件で、イーサリアムの場合はわずか30件とされています。 Aptosは高い処理性能に加え、数十億円の支援やエコシステム構築に対するトップダウンのアプローチ、そしてソラナの元マーケティング責任者でもあるAustin Virtsが現在のAptosのエコシステムの構築を担当しています。Aptosが掲げるスループットはまだ段階的なものではあるものの、Aptosが掲げる技術面で目標の半分でも達成できれば、他のすべてのスマートコントラクト対応のレイヤー 1 ネットワークから大幅な市場シェアを獲得できる可能性があると言えるでしょう。 まとめ この記事では暗号資産Aptos(アプトス)の特徴、メリット、将来性などについて解説しました。 Aptos(アプトス)とは、高い処理能力、PoS とAptos BFTの2種類を採用したコンセンサスアルゴリズム、およびブロックチェーン開発に特化した「Move」プログラミング言語を使用する新世代のL1ブロックチェーンです。Aptos(アプトス)には、L1チェーンのトリレンマを解決する可能性と多様なプロジェクトの展開が可能であるというメリットがあります。 そのため、Aptos(アプトス)が今後さらに成長していけるかどうかは、技術の進化と市場での普及率の向上が重要なポイントになります。 ※本記事はAptos(アプトス)の価格上昇を保証するものではありません。投資はご自身の判断と責任において行ってください。
LINE BITMAX(ビットマックス)とは、2019年9月よりサービスを開始した暗号資産取引所です。LINE株式会社のグループ企業であるLINE Xenesis株式会社が運営しており、一度は名前を聞いたことがある人も多いかもしれません。 本記事では、Coincheck(コインチェック)とLINE BITMAX(ライン ビットマックス)の手数料やサービスを比較していきます。 ※LINE BITMAXの最新情報については公式サイト(https://www.bitmax.me/)をご参照ください。 初心者におすすめする仮想通貨やビットコイン取引所に関してはこちらに記載しているので、ぜひご覧ください。 【おすすめ】初心者向けの仮想通貨・ビットコイン取引所とは?【暗号資産取引所】 Coincheck Coincheckの無料登録はこちら 目次 LINE BITMAX(ビットマックス)とは LINE BITMAXとCoincheckの比較一覧 LINEBITMAXとCoincheckの比較①:【取扱通貨・銘柄数】 LINEBITMAXとCoincheckの比較②:【口座開設までにかかる時間】 LINEBITMAXとCoincheckの比較③:【取引の種類】 LINEBITMAXとCoincheckの比較④:【手数料】 取引手数料 入出金手数料・送金手数料 LINEBITMAXとCoincheckの比較⑤:【NFT取引】 LINE NFT Coincheck NFT LINEBITMAXとCoincheckの比較⑤:【その他サービス】 LINE BITMAXはこんな人にオススメ Coincheck(コインチェック)はこんな人におすすめ まとめ 他の暗号資産(仮想通貨)取引所との比較記事一覧 LINE BITMAX(ビットマックス)とは LINE BITMAX(ビットマックス)とは、LINE株式会社のグループ企業であるLINE Xenesis株式会社が運営する暗号資産取引所です。 日本で広く普及しているSNS「LINE」上で口座開設や取引所にアクセスできるだけでなく、1円から少額で暗号資産の売買を行えるため「初めて暗号資産の取引をする方」にとっても安心できる取引所だと言えるでしょう。 またLINE Xenesis株式会社では、取引所以外にも100種類以上の幅広いコレクションを取り扱う「LINE NFT」を運営しています。暗号資産だけでなくNFTの管理においてもLINE上で完結させることができます。 LINE BITMAXとCoincheckの比較一覧 まずは、LINE BITMAXとCoincheckの基本情報の比較を行います。以下の表は2024年3月時点の情報を元にした表です。 Coincheck LINE BITMAX 取扱通貨数 29 7 口座開設までにかかる時間 最短翌営業日 最短即日 取引の種類 現物取引 ・現物取引 ・信用取引 最低取引数量(現物取引) 500円相当額(購入・売却) 1円相当(購入・売却) 取引手数料(現物取引) 【販売所】 無料 【取引所】 一部銘柄にMaker手数料、Taker手数料あり 【販売所】 無料 【取引所】 一部銘柄にMaker手数料、Taker手数料あり 取引手数料(信用取引) - 無料 入金手数料 【日本円】 無料(銀行振込の場合) 【暗号資産】 無料 【日本円】 ・無料 (LINE Payまたは、PayPayマネーでの入金の場合) 【暗号資産】 無料 出金手数料 407円/件 ・110円/件 (LINE Pay残高またはPayPayマネーへの出金の場合) ・400円/件 (銀行口座への出金) 提供サービス ・Coincheck(販売所/取引所) ・Coincheck NFT ・Coincheck貸暗号資産サービス ・Coincheckつみたて ・Coincheckでんき ・Coincheckガス ・Coincheck IEO ・Sharely ・信用取引サービス ・LINE NFT ・暗号資産貸出サービス ・DOSI Wallet ・PayPay連携サービス ・FINSCHIA ※Coincheckの取引所における取引手数料については、こちらをご覧ください。 LINEBITMAXとCoincheckの比較①:【取扱通貨・銘柄数】 以下の表は、LINE BITMAXとCoincheckの取扱銘柄をまとめたものです。 2024年3月時点で、LINE BITMAXは7種類、Coincheckは29種類の暗号資産を取り扱っています。 Coincheck LINE BITMAX ビットコイン(BTC) ◯ ◯ イーサリアム(ETH) ◯ ◯ ビットコインキャッシュ(BCH) ◯ ◯ イーサリアムクラシック(ETC) ◯ - ライトコイン(LTC) ◯ ◯ ベーシックアテンショントークン(BAT) ◯ - ポルカドット(DOT) ◯ - ポリゴン(MATIC) ◯(Polygonチェーン対応) - リップル(XRP) ◯ ◯ チェーンリンク(LINK) ◯ - アイオーエスティー(IOST) ◯ - リスク(LSK) ◯ - モナコイン(MONA) ◯ - ステラルーメン(XLM) ◯ ◯ クアンタム(QTUM) ◯ - エンジンコイン(ENJ) ◯ - サンド(SAND) ◯ - チリーズ(CHZ) ◯ - パレットトークン(PLT) ◯(取引所のみ) - フィナンシェトークン(FNCT) ◯ - メイカー(MKR) ◯ - ダイ(DAI) ◯(取引所のみ) - ネム(XEM) ◯ - アクシーインフィニティ(AXS) ◯ - エイプコイン(APE) ◯ - イミュータブル(IMX) ◯ - フィンシア(FNSA) - ◯ ラップドビットコイン (WBTC) ◯ - アバランチ(AVAX) ◯ - シバイヌ(SHIB) ◯ - LINEBITMAXとCoincheckの比較②:【口座開設までにかかる時間】 続いて、口座開設までにかかる時間を比較してみましょう。 LINE BITMAXとCoincheckでは、口座開設に要する時間はそれぞれ次のように説明しています。(※) Coincheck→最短翌営業日 LINE BITMAX→最短即日 (※)口座開設にかかる日数は混雑状況により変わります。 LINEBITMAXとCoincheckの比較③:【取引の種類】 次に取引の種類について比較してみましょう。 Coincheck→現物取引のみ LINE BITMAX→現物取引、信用取引 Coincheckが現物取引のみなのに対して、BITMAXでは現物取引のほかに(※)信用取引のサービスも提供しています。 現物取引とは、現金(日本円)と暗号資産を交換する取引形態を指します。一方の信用取引とは、現金や暗号資産を担保として取引所に預け、取引所から現金を借りて暗号資産を購入したり、暗号資産を借りてそれを売却する取引形態のことです。 ※BITMAXでの信用取引では、最大2倍のレバレッジで「信用売り」と「返済買い」取引のみを提供しています。 詳しくはBITMAXの公式サイト(https://linebitmax.blog.jp/archives/30839928.html)をご覧ください。 仮想通貨のレバレッジ取引とは?現物取引との違いも解説します Coincheck LINEBITMAXとCoincheckの比較④:【手数料】 次に暗号資産取引における各種手数料についてみていきましょう。(2024年3月現在) 取引手数料 Coincheck LINE BITMAX 現物取引(販売所) 無料(スプレッドあり) 無料(スプレッドあり) 現物取引(取引所) 一部銘柄にMaker手数料、Taker手数料あり※ 一部銘柄にMaker手数料、Taker手数料あり 信用取引 - 【売買手数料】 無料(スプレッドあり) 【貸借料(ポジション維持手数料)】 無料(スプレッドあり) ※Coincheckの取引所における取引手数料については、こちらをご覧ください。 ※詳細は LINE BITMAXの公式サイト(https://terms2.line.me/linexenesis_outline)をご覧ください 入出金・送金手数料 Coincheck LINE BITMAX 入金手数料 無料 (銀行振込の場合) 無料 出金手数料 407円/件 ・110円/件 (LINE Pay残高またはPayPayマネーへの出金の場合) ・400円/件 (銀行口座への出金) 暗号資産の送金手数料 0.0005 BTC 0.005 ETH 0.001 BCH 0.001 BTC 0.005 ETH 0.001 BCH ※Coincheckの取引所における取引手数料については、こちらをご覧ください。 LINEBITMAXとCoincheckの比較⑤:【NFT取引】 続いて、NFT取引のサービスについて比較していきます。 LINE BITMAX → LINE NFT Coincheck → Coincheck NFT それぞれのNFTマーケットプレイスの特徴について見ていきましょう。 LINE NFT LINE NFTとは、LINE BITMAXと同じくLINE Xenesis株式会社によって運営されているNFTマーケットプレイスです。LINE Xenesis株式会社で開発した独自通貨FNSA(フィンシア)または、LINE Payから日本円で100種類以上ものNFTの取引が可能で、これまでNFTの取引経験がない方でも気軽に始められる点が魅力的です。 Coincheck NFT 一方でCoincheckでは、20種類以上ものNFTタイトルを売買できるCoincheck NFTを提供しています。世界的に取引されている著名なNFTタイトルはもちろん、デジタルファッションやメタバースプロジェクトのアクセスパスなど先進的な取り組みをしているNFTを取り扱っていることが特徴として挙げられます。 加えてCoincheck NFTでは、「Coincheck INO」と呼ばれる初めて販売されるNFTコレクションを、当該NFTコレクションの販売元がCoincheck NFTにおいて販売するサービスを提供しています。これまで実施された「Eternal Crypt - Wizardry BC - 」では申し込み倍率が113.8倍を記録するなど、大きな注目を集めました。 Coincheck NFTでの取引及び、INOへの参加はCoincheckアカウントの登録と本人確認が必要となるので、興味がある方はぜひこの機会にアカウントを作成してみましょう。 Coincheckの無料登録はこちら (※)2024年3月時点 Coincheck NFT取扱いタイトル CryptoSpells The Sandbox NFTトレカ Sorare Meebits TOMO KOIZUMI Decentraland Art Blocks Generativemasks Joyfa Otherside Moonbirds ENS(Ethereum Name Service) MAYC(Mutant Ape Yacht Club) NOT A HOTEL 元素騎士オンライン-META WORLD- SEKAINOOWARIKARA TSUBASA NFT ANREALAGE(アンリアレイジ) OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP) LIFULL STAY MEMBERSHIP De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ) (※)コインチェック株式会社は、「OASIS」の運営をはじめとするメタバース事業を、マネックスクリプトバンク株式会社に事業譲渡することを決定し、MCBは本年10月2日付けで同事業を承継することといたしました。 詳しくはこちら Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck LINEBITMAXとCoincheckの比較⑤:【その他サービス】 最後に、LINE BITMAXとCoincheckが独自に展開しているサービスについてもみていきましょう。 Coincheck LINE BITMAX 提供サービス ・Coincheck(販売所/取引所) ・Coincheck NFT ・Coincheck貸暗号資産サービス ・Coincheckつみたて ・Coincheckでんき ・Coincheckガス ・Coincheck IEO ・Sharely ・LINE BITMAX (販売所/取引所) ・信用取引サービス ・LINE NFT ・暗号資産貸出サービス ・DOSI Wallet ・PayPay連携サービス ・FINSCHIA LINE BITMAXの特徴は、口座開設や暗号資産、NFTの取引を全て「LINE」のアプリ内で完結させられる点です。また、LINE PayやPayPayなどの普及率の高いペイメントサービスとも連携しているため、銀行口座から資金を入金しなくても、それらのサービスから簡単に投資資金を入金することができます。 加えてLINE PayやPayPayからの入金には手数料がかからず、出金手数料も銀行口座に振り込む場合と比較して安価に抑えられるため、普段からLINE PayやPayPayなどのペイメントサービスを利用している方にとってはおすすめのプラットフォームと言えるでしょう。 それに対してCoincheckでは、2019年から5年連続で年間ダウンロード数「国内No.1(※)」を獲得している「コインチェックアプリ」を提供しています。 初心者の方にも直感的な操作で暗号資産を取引できるアプリが、Coincheckの特徴の一つです。また、Coincheckでんき・ガスやCoincheck NFTなど、暗号資産の取引だけではなく、暗号資産を発展させたサービスが充実している点もCoincheckの特徴です。Web3.0をより身近に感じたい人は、Coincheckがおすすめです。 ※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak LINE BITMAXはこんな人におすすめ これまで見てきた特徴を考慮すると、LINE BITMAXは次のような人におすすめの取引所と言えるでしょう。 信用取引※がしたい方フィンシア(FNSA)の取引をしたい方日常的にLINE関連のサービスを利用している方 LINE BITMAXでは現物取引だけでなく信用取引にも対応しているため、「レバレッジをかけて暗号資産の取引がしたい」という方に向いています。また、LINE Xenesisが独自開発した暗号資産「フィンシア(FNSA)」の取扱いは、現時点でLINE BITMAXしか行っていないため、LINE NFTで購入したいコレクションがある場合やFNSAを運用したい方にもおすすめです。 さらにLINE BITMAXでは銀行口座から入金、または銀行口座へ出金する場合よりもLINE PayやPayPayなどのペイメントサービスを利用して入出金を行うことで、手数料を抑えられるだけでなくスピーディーに資金の移動を行えるため、普段からLINE関連のサービスを利用している方にとってもおすすめのプラットフォームと言えるでしょう。 ※執筆時点のBITMAXの信用取引では、最大2倍のレバレッジで「信用売り」と「返済買い」取引のみを提供しています。 Coincheck(コインチェック)はこんな人におすすめ 一方のCoincheckは、次のような方におすすめです。 さまざまな種類の暗号資産を取引したい方IEO・INOに参加したい方暗号資産の積立がしたい方 Coincheckは、2024年3月時点で29種類以上の暗号資産を取り扱っているので、「さまざまな種類の暗号資産を取引したい」という方に向いています。 また、Coincheck NFTやCoincheck IEO、Coincheck INO、Coincheckつみたてなどの多様なサービスが用意されているので、「暗号資産のトレード以外のサービスも利用してみたい」「IEOやINOに参加してみたい」という方にもおすすめです。 まとめ LINE BITMAXとCoincheckのサービスや手数料を比較してきましたが、いかがだったでしょうか。 暗号資産と一口に言っても、取り扱っている銘柄や通貨数、取引形態、手数料、その他に提供しているサービスなどでそれぞれ特色が異なります。 そのため、利用する取引所を選ぶ際にはそれぞれの特徴を慎重に比較した上で、自分の投資スタイルや目的に合ったサービスを提供しているところを選択すると良いでしょう。 他の暗号資産(仮想通貨)取引所との比較記事一覧 ⚫️楽天ウォレットの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! 楽天ウォレットとは?取扱通貨や手数料についてCoincheck(コインチェック)との違いを解説 Coincheck ⚫️メルコインの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! メルコイン(メルカリでビットコイン)とは?手数料やサービスについてCoincheck(コインチェック)との違いを解説 Coincheck ⚫️GMOコインの特徴や評判、手数料やCoincheckとの比較を知りたい方はこちら! 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『CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT(セレサポNFT)』とは、セレッソ大阪とフィナンシェが共同で立ち上げたサポーターとクラブとの新たな繋がりの創出を目指すNFTプロジェクトです。セレッソ大阪は大阪市をホームタウンとするプロサッカークラブであり、フィナンシェはスポーツやエンタメ、地域創生領域で200以上のトークンおよびNFTの企画・発行を支援しています。 本プロジェクトはセレッソ大阪にとって初のNFTプロジェクトとなります。「セレッソ大阪」や「サッカー」を共通言語にデジタル上のコミュニティに集まった人々がNFTで繋がり、デジタルコレクションを活用した新しいスポーツ応援文化を生み出します。 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTは、プログラムを用いてパーツ分けされた画像データをランダムで組み合わせる「Generative NFT」として唯一無二のデザインであるだけでなく、NFTの購入・保有者にはさまざまな特典(ユーティリティ)が付与されます。そのため、立ち上げ当初からサポーターを含めた多くのスポーツ業界関係者が注目を集めるプロジェクトと言われています。 今回の記事では、CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの特徴や楽しみ方、NFT保有時にどのような特典が付いてくるかまで詳しく解説していきます。 またコインチェックが運営するCoincheck NFTでは、『CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT』の購入権抽選を行うCoincheck INOの実施が決定しました。 Coincheck INOへの参加方法については、こちらをご覧ください。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTとは CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTに付与される9つの特典(ユーティリティ) 1.個人利用・商用利用権 2.保有NFTがスタジアムに登場 3.派生NFT優先購入権 4.毎月のプレゼント抽選参加 5.アウェイ観戦時にも使える割引サービス 6.NFTに選手のデジタルサインを刻印 7.提携CRYPTO BARでの優待特典 8.選手サイン入りセレサポ関連グッズプレゼント 9.セレサポNFTユニフォームナンバーカスタム権 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの3つの楽しみ方 1.PFPとして利用する 2.リビールのワクワク感を楽しむ 3.自由に売買して好きなデザインのNFTを手に入れる Coincheck INOでのAllow List(優先購入権)の申し込み方法 Coincheck NFTでCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを購入する方法 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTに関するFAQ CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTとは 『CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT(セレサポNFT)』とは、セレッソ大阪とフィナンシェが共同で立ち上げたサポーターとクラブとの新たな繋がりの創出を目指すNFTプロジェクトです。 プロジェクト名 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT トークン規格 ERC-721 総発行数 3,000個(※) 運営会社 株式会社フィナンシェ 公式サイト https://lp.nft.financie.io/cerezo/ ※パブリックセール終了後に、『CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT』を取扱う全てのマーケットプレイスで購入されずに残ったNFTが、プロジェクトが今後定めるタイミングにおいてバーン(※5)される予定です。バーンとは、NFTを持ち主がいないウォレットに送付することで、永久に使用できなくすることを言います。一度バーンしたNFTは二度と復元できなくなります。 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTは、セレッソ大阪のユニフォームやアクセサリー、加えて所属選手を想起させる背番号をランダムで組み合わせて生成しているため、世界で1つだけのデザインとなります。このようなNFTは「Generative NFT」と呼ばれ、SNSのプロフィール画像等にも使用できます。 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを購入・保有すると、さまざまな特典(ユーティリティ)が付与されます。以下でそれぞれの特典について詳しく解説していきます。 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTに付与される9つの特典(ユーティリティ) 現時点で公表されているCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTに付与されるユーティリティは以下の9つです。 1.個人利用・商用利用権2.保有NFTがスタジアムに登場3.派生NFT優先購入権4.毎月のプレゼント抽選参加5.アウェイ観戦時にも使える割引サービス6.NFTに選手のデジタルサインを刻印7.提携CRYPTO BARでの優待特典8.選手サイン入りセレサポ関連グッズプレゼント9.セレサポNFTユニフォームナンバーカスタム権 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTでは、保有しているNFTの個数に応じて受けられるユーティリティの数も変化する特徴があるため、気になるユーティリティの詳細を読みながら必要なNFTの保有数も同時にチェックしておきましょう。 ※また、NFTコレクターにとっても、NFTグッズの付与などNFTならではの魅力的な特典が用意されています。クリプトコミュニティが集うコンセプトバーとの提携も決定しており、今後特典が発表予定です。 1.個人利用・商用利用権 1つ目のユーティリティは、NFTのデザインが個人的な楽しみを越えて、商用目的での使用も許可されている点です。 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTはそれぞれが一点物のデザインとなっており、自分のNFTをTシャツやキャップなどにプリントして楽しめます。さらに商用目的での使用も許可されているため、自分のNFTのイラストを気に入ってくれた他の多くのファンにNFTのデザインがプリントされたグッズの販売もできます。 2.保有NFTがスタジアムに登場 2つ目のユーティリティは抽選によってNFTがセレッソ大阪のホームスタジアム「ヨドコウ桜スタジアム」内に登場する特典が付与される点です。 自分のNFTを実際のスタジアムの中に登場させることで、保有者の積極的なクラブへの貢献を他のサポーターや観客の方に大きく認知させられます。また、自分のNFTが映し出された瞬間を記念に撮影しSNSや友人にシェアし、忘れられない思い出として残せます。 3.派生NFT優先購入権 3つ目のユーティリティは今後の展開が期待されるCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの関連プロジェクトなどの優先権が付与される点です。 人気プロジェクトのNFTを購入する際には早い者勝ちとなる傾向があり、購入の競争率が高くなる懸念があります。しかしCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTには、ユーティリティとして「派生NFT優先購入権」が付与されているため、上記のような高い競争率に巻き込まれずに安心して自分が気になっている派生NFTを購入できます。 4.毎月のプレゼント抽選参加 4つ目のユーティリティは、毎月開催されるプレゼント抽選会への参加権です。 抽選会でのプレゼントは、CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTのプロジェクトに関連するさまざまなものが用意される予定です。プレゼントの内容について現時点で詳細な情報は出ていないため、CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの公式 X(旧Twitter)をフォローして、最新情報をキャッチアップしてみましょう。 5.アウェイ観戦時にも使える割引サービス 5つ目のユーティリティは、保有者はアウェイゲーム観戦時にも使えるホテルやレストランの割引を受けられる点です。 熱狂的なサポーターのなかには、全国の対戦チームのスタジアムへの遠征費用に頭を悩ませている方もいるでしょう。しかしCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの保有者は、お得に旅行や食の体験ができるNFTユーティリティ提供サービス「PORT」と提携した特定の宿泊施設やレストランでの割引サービス等の特典を受けられるため、遠くのスタジアムまで応援に行く際の出費を少しでも抑えられます。 6.NFTに選手のデジタルサインを刻印 6つ目のユーティリティは、購入したNFTに選手のデジタルサインを刻印できる権利が付与される点です。 自分が保有するNFTに「推し」の選手のデジタルサインを刻印し、あなたのNFTがより特別なものとなるでしょう。加えて、もし購入したNFTの背番号と好きな選手の背番号が異なった場合、Coincheck NFTなどのマーケットプレイスでお目当ての背番号が刻印されたNFTを探してみるのも良いでしょう。 7.提携CRYPTO BARでの優待特典 7つ目に紹介するCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを購入するユーティリティは、提携しているCRYPTO BARでの優待特典やコレクター同士で行われる交流会への優先予約権が受けられる点です。 交流会では同じくセレッソ大阪を応援する仲間との交流を深められるだけでなく、日常的に利用できるCRYPTO BARで保有するNFTを提示することで優待特典を受けることが可能です。このようにサポーターとしての情熱をCRYPTO BARでの特別な体験と共に深めていくことができるでしょう。 8.選手サイン入りセレサポ関連グッズプレゼント 8つ目のユーティリティは、選手サイン入りのセレサポ関連グッズがもらえるキャンペーンが実施される点です。 たとえば、スタジアムで購入したユニフォームと購入したNFTの背番号が一致していた場合、購入したユニフォームが当該選手の直筆サイン入りで届くキャンペーンなどが実施される予定です。 その他にも、セレッソ大阪からNFTを保有して参加可能なさまざまなキャンペーンの追加も期待できるので、最新の情報をいち早くキャッチしたい方は、CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの公式 X(旧Twitter)をフォローしておくと良いでしょう。 9.セレサポNFTユニフォームナンバーカスタム権 最後に紹介するCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTのユーティリティは、背番号指定権です。これはNFTを5個以上購入した方限定の特典で、5つ購入したNFTのうちどれか1つを自分が指定した背番号に変えられる権利です。 前述したユーティリティの中には、NFTの背番号とオーセンティックユニフォームの背番号が一致した場合のみ受けられる特典等もあります。加えて、NFTに組み合わされる背番号パーツは通常ランダムに決定する仕様になっているため、確実に特定の背番号を狙っていきたい人は、ぜひこの特典を利用してみることをおすすめします。 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの3つの楽しみ方 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの楽しみ方として、以下の3つが挙げられます。 1.PFPとして利用する2.リビールのワクワク感を楽しむ3.自由に売買して好きなデザインのNFTを手に入れる 1.PFPとして利用する CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTは(Profile Picture)タイプのNFTであるため、X(旧Twitte)rやTikTokなどSNSのプロフィール画像として使用できます。 保有するNFTをX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでプロフィール画像に採用することで、他の人との差別化を図れると共に、自身のセレッソ愛を周りのサポーターに認知させられるでしょう。 2.リビールのワクワク感を楽しむ またCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTでは、購入するまでNFTのデザインが隠されているため、リビール(開封)のワクワク感を味わえます。 このように自分の手元にやってくるデザインの「背番号」や「パーツ」がどのような組み合わせになるのか、ワクワクしながら待つ時間もCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを保有する醍醐味と言えるでしょう。 3.自由に売買して好きなデザインのNFTを手に入れる CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTはCoincheck NFTなどの専用のマーケットプレイスで自由に「出品・売買」できます。 もし自分が欲しかった背番号やパーツが出なかった際には、リビール完了後にお気に入りの「背番号」や「パーツ」を探してコレクションするのも良いでしょう。 ※マーケットでの出品・売買にはETH(イーサリアム)などの「暗号資産」が必要です Coincheck INOでのAllow List(優先購入権)の申し込み方法 次にCoincheck INOにて、CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTのAllow List(優先購入権)に申し込む方法を紹介します。 Coincheck NFTはCoincheckの口座開設が完了している方のみご利用いただけます。口座開設がまだ完了していない方はこちらをご覧ください。 ※Coincheck INOでは、2023年11月22日の18時より、販売期間中に先着順でCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを購入できる権利であるAL(アローリスト)の申し込み受付を開始します。 (1)Coincheck NFTの公式サイトにアクセス ※画像は開発中のものを使用しています。 まずはお使いのWebブラウザからCoincheck NFTの公式サイトにアクセスします。サイトに表示されているAllow Listの抽選を実施しているタイトルから、CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの「抽選申し込みへ」をクリックします。 (2)申込内容を確認し「Allow Listを申し込む」をクリック ※画像は開発中のものを使用しています。 「抽選申し込みへ」をクリックすると、申込内容が記載されているポップが表示されます。 NFTの価格、注意事項を確認した上で、申込個数を選択し「Allow Listを申し込む」のボタンを押します。 (3)ポップが表示されたら申し込みが完了 ※画像は開発中のものを使用しています。 最後に、申し込みが正常に処理されると上記画像のようなポップが表示されます。ポップが表示されると、Alow Listの申し込みは完了になります。 Coincheck NFTでCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを購入する方法 次に、Coincheck NFTでCEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを購入する方法をご紹介します。 (1)購入したいNFTを選択 まずはホーム画面より購入したいNFTを選択します。ホーム画面には入庫したすべてのNFTが表示されているため、画像左上に「出品中」と記載があるものだけを購入できます。 (2)詳細を確認し、「購入確認」をクリック 購入金額は出品者が選択した通貨の単位で表示されます。出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨でのみ購入することができます。 詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、NFTの購入は完了です。 Coincheck NFTで購入するメリット Coincheck NFTには、以下の3つのメリットがあります。 ネットワーク手数料不要簡単決済(複数の暗号資産で購入できる)簡単・安心・安全 ネットワーク手数料不要 通常、NFTマーケットプレイスでNFTを購入する際にはガス代と呼ばれるブロックチェーン上での取引手数料がかかりますが、Coincheck NFTでは購入時のガス代は不要です。 簡単決済(複数の暗号資産で購入できる) NFTマーケットプレイスには、決済にイーサリアム(ETH)しか使用できないところが多くあります。 その点、Coincheck NFTは暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化しているため、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの他、Coincheckで取り扱いのある10種類以上の通貨で売買をすることが可能です。 簡単・安心・安全 Coincheck NFTでは、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にお取引いただくことができます。 Coincheck NFTとは? 使い方や取扱い商品を解説 Coincheck CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTに関するFAQ Q.CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTとは何ですか? CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTとは、大阪市をホームタウンとするプロサッカークラブ『セレッソ大阪』と株式会社フィナンシェによって開発された「ユニフォーム」や「タオルマフラー」のように、サポーターがセレッソ愛を表現する「デジタルコレクション」です。 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを保有すると、どのようなユーティリティがありますか? CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTを購入、保有するユーティリティとして以下の9つが挙げられます。 個人利用・商用利用権 保有NFTがスタジアムに登場 派生NFT優先購入権 毎月のプレゼント抽選参加 アウェイ観戦時にも使える割引サービス NFTに選手のデジタルサインを刻印 提携CRYPTO BARでの優待特典 選手サイン入りセレサポ関連グッズプレゼント セレサポNFTユニフォームナンバーカスタム権 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTにはどのような楽しみ方がありますか? CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTの楽しみ方として、以下の3つが挙げられます。 PFPとして利用する リビールのワクワク感を楽しむ 自由に売買して好きなデザインのNFTを手に入れる 詳しくはこちらをご覧ください。 Q.CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTのCoincheck INOへの参加方法を教えてください。 CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFTのCoincheck INOに参加するためには、以下の3つの手順で優先購入権の抽選に申し込む必要があります。 Coincheck NFTの公式サイトにアクセス 申込内容を確認し「Allow Listを申し込む」をクリック ポップが表示されたら申し込みが完了 詳しくはこちらをご覧ください。
NFT音楽・ミュージックとは、楽曲やライブの映像などのデジタル音楽コンテンツの所有権を表すNFTのことです。所有権をNFT化すると、所有者へのロイヤリティ配分や、コミュニティ参加権の役割を果たすなど、さまざまな用途に対応できるようになります。 今回の記事では、NFT音楽の日本・海外の事例を参照しながら、特徴を解説していきます。 Coincheckの無料登録はこちら 目次 NFT音楽の特徴 NFT音楽の事例 小室哲哉のアルバム未収録デモ『All sessions about JAZZY TOKEN』のNFT音楽 ジャスティンビーバー『COMPANY』のNFT音楽 リアーナ『BITCH BETTER HAVE MY MONEY』のNFT音楽 NFT音楽の買い方 NFT音楽の作り方・売り方 NFT音楽の今後 NFT音楽の特徴 NFT音楽・ミュージックとは、楽曲やライブの映像などのデジタル音楽コンテンツの所有権を表すNFTのことです。これにより、音楽作品がデジタル上での一点物として扱われ、アーティストは自分の作品を限定品として販売したり、所有者へロイヤリティを還元したりすることができます。 NFT音楽の主なメリットはいくつかあります。まず、作品の希少性を高められる点です。楽曲をNFT化すると、流通量の上限を設定するなど、作品の希少性を高める設計が可能です。同時に、NFT音楽市場がNFTアートやNFTゲームに比べてまだ事例が少ない発展途上の市場であることも、希少性を高めることに貢献するでしょう。 2つ目は、作品が再販される際にもアーティストが収益の一部を得られるように設定できることです。従来、デジタル音源をコピーして再販することは、アーティストへの著作権侵害となり認められていません。一方で、NFT音楽ではデジタル音源が再販される際に、アーティストが2次流通時の手数料や取引数量の制限を設定できる「プログラマビリティ」という性質があり、2次流通が認められている場合が多いです。これにより、アーティストは新しい収益モデルを構築できます。 また、NFT音楽の場合、ファンは単に音楽を聴くだけでなく、作品の所有者としてアーティストとより深い関係を築けます。これにより、ファンはアーティストの創造的なプロセスにより密接に関与し、アーティストはファンの支持を直接的に感じられるようになるでしょう。 NFTとは代替不可能なトークンのこと!具体的な活用例を徹底解説 Coincheck NFT音楽の事例 2023年現在、NFT音楽の市場は発展途上ですが、すでに著名なアーティストの事例があります。ここでは、特に有名な事例を紹介します。 小室哲哉のアルバム未収録デモ『All sessions about JAZZY TOKEN』のNFT音楽 引用:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000457.000030257.html) 『All sessions about JAZZY TOKEN』は、2021年10月に音楽活動を再開した小室哲哉氏が同年11月にファンクラブ限定のアナログレコードとしてリリースした最新アルバム『JAZZY TOKEN』全9曲に収録されなかった未収録デモ曲全18作品からなるNFT音楽です。 2022年7月にオークションが開催されました。 購入者には、保有者限定コンテンツとして、アルバム未収録デモ各曲のフルサイズ音源に加えて、各曲のリズムトラックが抜かれた「Piano Only」のステムデータが特典として付与されます。 ジャスティンビーバー『COMPANY』のNFT音楽 出典:anotherblock - Justin Bieber ジャスティンビーバー『COMPANY』のNFTは、音楽テクノロジープラットフォームのアナザーブロックが販売しているNFT音楽です。2023年9月に2,000個限定で販売されました。 NFTを購入したファンは、SpotifyやAppleMusicなどのストリーミング再生のうち1%にあたるロイヤリティーシェアに参加できます。『COMPANY』はシングルとして最初にリリースされて以来、5億回以上もストリーミング再生されている人気楽曲であるため、注目を集めました。 リアーナ『BITCH BETTER HAVE MY MONEY』のNFT音楽 出典:anotherblock - Rihannaanotherblock - Rihanna リアーナ『BITCH BETTER HAVE MY MONEY』のNFTは、音楽テクノロジープラットフォームのアナザーブロックが販売しているNFT音楽です。2023年2月に300個限定で販売されると、数分で完売するほど注目を集めました。 『BITCH BETTER HAVE MY MONEY』は、Spotifyで6億回以上再生されている人気楽曲です。購入者にはロイヤリティとして、『BITCH BETTER HAVE MY MONEY』ストリーミング再生のうち0.0033%を所有する権利が与えられます。 NFT音楽の買い方 NFT音楽は、主にNFTマーケットプレイスを通して購入できます。ここでは、OpenSeaを例にNFT音楽の購入方法をご紹介します。 NFT音楽の買い方 ①決済通貨の確認:OpenSeaで購入したいNFTの決済通貨と価格を確認します。 ②暗号資産の準備:暗号資産取引所で決済用の暗号資産を用意します。 イーサリアム(ETH)やポリゴン(MATIC)が一般的に使用されます。 ③ウォレットの準備: ウォレットを用意し、OpenSeaと連携します。これにより、購入プロセスがスムーズに進行します。 ウォレットには、MetaMaskを使用することが多いです。 ④NFT音楽の購入: 気に入ったNFTを見つけたら、購入手続きを進めます。購入方法は、直接購入やオークション形式があります。 OpenSeaやMetaMaskの使い方は以下の記事をご覧ください。 OpenSea(オープンシー)とは?特徴や始め方、NFTの購入・販売方法を解説! Coincheck MetaMask(メタマスク)とは?ウォレットの作り方や入金・送金方法を画像付きで解説 Coincheck NFT音楽の作り方・売り方 DAW(Digital Audio Workstation)を使用してデジタル音源を作成すれば、簡単にNFT音楽を出品できます。興味のある方は、以下の手順を参考にNFT音楽を作成してみてください。 NFT音楽の作り方・売り方 ①音楽制作: まずは、通常のデジタル音源を作成します。DAWを使用して、あなたの音楽を作り上げましょう。Apple製品であれば、GarageBandというDAWが初期設定でインストールされています。 ②NFTマーケットプレイスへのアップロード: 作成した音楽データをNFTマーケットプレイスにアップロードします。代表的なフォーマットはMP3、WAV、OGGです。 ③NFTの詳細設定: 作品の内容や情報を詳細に記入し、販売形式や価格を設定します。代表的なNFTマーケットプレイスであるOpenSeaでは、固定価格、オークション、バンドル販売などが選択可能です。 NFT音楽の今後 NFT音楽は、所有者へのロイヤリティ配分や、コミュニティ参加権の役割など、さまざまな用途に対応できます。さらに、NFT音楽は唯一無二な性質を持っていることから、コアなファン層のコレクション欲を刺激できます。そのため、メジャーなアーティストはもちろん、インディーズのアーティストのマネタイズ方法としてNFT音楽が普及していく可能性があります。 今後は、著名なアーティストの参画や、ユニークな使用方法が話題になることで、市場の発展に期待できます。OpenSeaなど、大手NFTマーケットプレイスでの取引量を1つの指標として注視すると良いでしょう。 NFT音楽の普及は、音楽業界における著作権管理の透明性を高める可能性を秘めています。ブロックチェーンの技術により、作品の制作者と所有権の履歴が明確に記録されるため、著作権侵害のリスクを減らし、アーティストの権利を守れます。これは、特に音楽作品が容易にコピーされる環境でもあるデジタル時代において、アーティストにとって大きなメリットとなるでしょう。 最後に、NFT音楽は音楽業界における新しいビジネスモデルとなる可能性があります。従来の音楽配信サービスやCD販売に代わる新しい収益源として、NFT音楽はアーティストにとって重要な役割を果たすと予想されます。NFT音楽の未来は、技術の進化、市場の成熟、そしてアーティストとファンの受容によって形成されていくことでしょう。NFT音楽は、音楽業界における革新的な変化をもたらす可能性を秘めています。 執筆Coincheck Column編集部 Coincheck Column編集部は暗号資産の取引経験者やブロックチェーンの知見に深いメンバーで構成されています。これから暗号資産を始める方々に「暗号資産について正しく理解していただき安心して取引できる」ことを目的に執筆しています。/ 運営元:コインチェック株式会社