Coincheck(コインチェック)の本人確認は本当に遅い?必要書類とかかる時間は

Coincheckでは、新規登録をする際に「本人確認」が必要になります。

この記事では、初めてCoincheckに登録する方に向けて、本人確認のやり方や必要な書類、審査にかかる時間などについて解説していきます。

この記事でわかること

Coincheck(コインチェック)の本人確認にかかる時間は?

Coincheck

Coincheckの口座開設時に行われる審査は、申し込みから完了までに一定の時間が必要です。

早ければ、申し込みから数日程度ですべての手続きが完了して、口座開設が完了することもあります。ただし、審査にかかる時間は一律で決められているわけではないため、数日程度というのはあくまで目安です。

審査期間がどの程度になるか確定できない主な理由は、混雑状況によって審査完了までの期間が変わるからです。仮想通貨口座の開設申し込みを希望する人が短期間で増加すると混んでしまい、手続きに時間がかかることもあります。

申し込んですぐに取引を始められるわけではないため、できるだけ早めに口座開設の申し込みをしておくことが大切です。

本人確認が必要な理由

本人確認は資金がマネーロンダリングなどの不正な目的で使われることを防ぐために、国が金融機関に対して課した義務となっています。

本人確認書類の種類

Coincheckに新規登録する際には、「本人確認書類」の提出が必要になります。

本人確認書類として使用できる書類は、以下のいずれかになります。

  • 運転免許証(表面と裏面)
  • パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
  • 在留カード(表面と裏面)
  • 特別永住者証明書(表面と裏面)
  • 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
  • 住民基本台帳カード(表面と裏面)
  • 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。

本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。

参考:本人確認書類の種類について

Coincheckで口座を開設する方法

Coincheckで暗号資産を購入するためには、まず取引用の口座を開設する必要があります。

Coincheckでは、以下の3ステップで簡単に口座開設ができます。

  • 1.アプリのダウンロード(スマートフォンで開設する場合)
  • 2.アカウント作成
  • 3.本人確認
口座開設はスマートフォンのアプリまたはパソコンのブラウザから行うことができます。 ここでは、Coincheckアプリで口座開設する手順をご説明します。 ※Web(公式サイト)から口座開設する方法はこちらをご覧ください。

1.アプリのダウンロード

最初に、Coincheckアプリをダウンロードします。アプリは以下からダウンロードすることができます。

2.アカウント作成

ダウンロードしたアプリを開き、「会員登録」タブからメールアドレスを登録してアカウントを作成します。

アカウント作成

3.本人確認

アカウント登録が完了した後は、本人確認を行います。

本人確認申請の受け付けは、次の条件にあてはまる方のみとさせていただきます。

  • 居住国が日本
  • 18歳以上74歳以下

本人確認は以下の手順で行ってください。

本人確認

(1)アプリを開き「本人確認をする」をタップして基本情報入力を開始

(2) 各種重要事項を確認して「同意する」をタップ

(3)電話番号を入力してSMSに送信された6桁の認証コードを入力

基本情報の入力

基本情報の入力

(4)氏名、生年月日、性別、職業、住所などを入力

(5)利用目的、取引経験を入力して、外国PEPsに該当しない場合はチェック

(6)基本情報にお間違いがないかを確認して「確認」をタップ

本人確認書類の提出

本人確認書類の提出

(7)STEP3の「本人確認書類」をタップ

(8)現在お持ちの本人確認書類を選択してください

本人確認書類と顔の撮影

(9)最後に本人確認書類と顔の撮影を行います

本人確認書類の撮影

  1. 「表面」の撮影
  2. 「表面・斜め上から」の撮影
  3. 「裏面」の撮影

顔の撮影

  1. 「顔正面」の撮影
  2. 「首振り」の撮影

撮影の詳しいやり方については、以下の動画をご覧ください。

撮影完了後、「次へ」をタップしたら、お客様の本人確認手続きは終了です。審査完了までしばらくお待ちください。

参考:Coincheckのはじめ方

本人確認が終了したら日本円の入金

本人確認が終わり口座を開設できたら、次は日本円の入金を行いましょう。

Coincheckでビットコインなどの仮想通貨を購入するには、あらかじめ口座に日本円を入金しておく必要があります。

Coincheckでは、以下の3種類の入金が可能です。

  • 銀行振込
  • コンビニ入金
  • クイック入金

また、Coincheckでは、アプリかWEB(ブラウザ)のどちらかで入金することができます。

ここでは、ブラウザで銀行振込する方法を紹介します。

※アプリで銀行振込する方法はこちらをご覧ください。

銀行振込で入金する方法【ブラウザ】

銀行振込

ブラウザで銀行振込するには、まずCoincheckの取引画面で「日本円の入金」をタップし、入金方法の「銀行振込」を選択します。すると、振込先の口座情報が表示されるので、その口座に希望の金額を振り込みます。

このとき、振込人名義のほか、IDも入力することを忘れないようにしましょう。

その他の入金方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

銀行振込で入金する方法【アプリ】

銀行振込の入金をアプリから操作する場合は、Coincheckアプリとネットバンク・ATMそれぞれの手続きが必要です。本記事では、利用者の多い楽天銀行アプリからの振込を例に入金方法を紹介します。

アプリの操作

ステップ①「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」から選んで入金する

画像赤枠「ウォレット」をタップしたあと「JPY/日本円」をタップする

日本円残高の画面で画像赤枠の「入金」をタップ

入金の種類を選択

指定口座に振込

ステップ①「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」から選んで入金する

振込先の口座情報が表示されます。ご希望の指定口座に振込みを行います。口座番号はクリップボードにコピーすることができます。振込操作は十分に注意して行ってください。
GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行のどちらにご入金いただいても反映されます。

お手持ちの銀行口座から振込を実行して完了!

お手持ちの銀行口座からCoincheckへ振込み、入金が完了すれば暗号資産の売買が可能になります。

振込はネットバンクのアプリなどの、インターネットを使った振込を活用すると手間がかからないことでしょう。

本記事では、楽天銀行アプリからCoincheckに入金する手順をご紹介します。

楽天銀行アプリからCoincheckへ振込操作

①「振込・振替・送金」を選択

②「振込する」を選択

③「新規振込」を選択

※すでにCoincheckへ振込をしたことがあり、登録が済んでいる場合は⑥へ

楽天銀行アプリからCoincheckへ振込操作

④入金指定口座を選択(ステップ③で表示された口座を選択する。ここでは、楽天銀行。)

⑤入金指定口座の支店を選択

楽天銀行アプリからCoincheckへ振込操作

⑥振込情報(依頼人・口座番号・金額など)を入力

⑦振込内容を確認し、「振込実行」を選択

Coincheck(コインチェック)で仮想通貨を購入する方法

日本円の入金が完了したら、いよいよ仮想通貨を購入できます。

Coincheckで仮想通貨を購入する方法には、以下の2種類があります。

  • スマホアプリで購入する
  • パソコンで購入する

以下で、それぞれの購入方法をご紹介します。

スマホアプリでビットコイン(BTC)を購入する方法

コインチェックアプリ(iOS)

最初に、Coincheckのスマホアプリを使ってビットコインを購入する方法を紹介します。具体的な手順は以下の通りです。

  • 1. 画面下メニューの「販売所」をタップする
  • 2. 表示されたコインの中から「ビットコイン(BTC)」をタップする
  • 3. 「購入」をタップする
  • 4. 購入金額を入力し、「日本円でビットコインを購入」→「購入」をタップする

スマホアプリを使うと、時間や場所を問わず、わずかこれだけの操作で取引を完了できます。

パソコンでビットコイン(BTC)を購入する方法

Coincheckはスマホアプリが便利ですが、パソコンを使っても仮想通貨を購入することができます。パソコンでビットコインを購入する際の手順は、以下の通りです。

  • 1. Coincheckにログインして、画面の上にある「ウォレット」を選択する
  • 2. ウォレットページで「コインを買う」をクリックして、「ビットコイン(BTC)」を選択する
  • 3.ビットコイン(BTC)の購入数量を指定し、表示された時価に基づいた購入金額を確認する
  • 4.「OK」をクリックして購入完了

パソコンを使う場合でも、スマホアプリと同じく、簡単な操作で取引をすることができます。パソコンはスマホよりも画面が大きく、見やすいのが魅力です。

場面や投資スタイルに応じて使い分けるのが良いでしょう。

Coincheck(コインチェック)の魅力

続いて、Coincheckを利用する魅力をいくつかご紹介します。

1. 初心者でも容易に操作できる

コインチェックアプリ(iOS)
Coincheckの魅力の1つ目は、取引画面はPC、スマホアプリともに分かりやすくできており、初心者でも迷うことなく容易に操作できることです。

スマホアプリのコインチェックアプリでビットコイン(BTC)を購入する際は、たったの3ステップで購入まで完了します。

2. 取り扱い仮想通貨の種類が多い

Coincheckの取り扱い仮想通貨

2つ目は、取り扱っている仮想通貨の種類が多いことです。

Coincheckでは、以下の通貨を含む26種類以上の通貨を購入することができます。

ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラッシック(ETC)、リスク(LSK)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、パレットトークン(PLT)。

ビットコイン以外のアルトコインを豊富に取り扱っている点も、Coincheckの魅力です。

3. 様々なサービスを提供している

3つ目は、 様々なサービスを提供していることです。

Coincheckは「新しい価値交換をもっと身近に」をミッションに、国内初となる暗号資産取引サービスと一体となったNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」や毎月一定額を自動で積み立て安定した仮想通貨投資ができる「Coincheckつみたて」など様々なサービスを提供しています。

Coincheckで口座開設をすることで、同時に様々なサービスを利用することができます。

Coincheck NFT

「Coincheck NFT」とは、国内初となる暗号資産取引サービスと一体となったNFTマーケットプレイスです。

NFTは、Non Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略称で、固有の価値を証明できるデジタルアイテムです。最近では、ブロックチェーンゲームのアイテムの交換などに用いられるのみならず、アート作品の所有権の証明や、スポーツクラブのファンコミュニティ形成の手段などとして注目を集めています。

出品されたNFTを、Coincheckで取扱う22種類の暗号資産と交換することができます。

Coincheckつみたて

「Coincheckつみたて」とは、毎月一定額を自動で積み立て、安定した仮想通貨投資ができるサービスです。月々1万円から積み立てることが可能で、いつでもお気軽に始められます。入金から購入まで全て自動購入タイミングがわからない方でも安心してお取引ができます。

貸暗号資産サービス

「貸暗号資産サービス」とは、お客様の保有する仮想通貨について、お客様と当社が消費貸借契約を締結することによって、一定期間当社がお預かりし、契約期間満了後にお預かりした仮想通貨と同量・同等の仮想通貨をお返しするとともに、一定の料率で計算した利用料をその仮想通貨でお支払いするというサービスです。

本人確認に関するFAQ

本人確認に関するよくある疑問を、Q&A形式でご紹介します。

Q.本人確認はどれくらいの時間で完了しますか?

A.Coincheckの本人確認は、早ければ申し込みから数日程度ですべての手続きが完了して、口座開設が完了することもあります。ただし、審査にかかる時間は一律で決められているわけではないため、数日程度というのはあくまで目安です。

審査期間がどの程度になるか確定できない主な理由は、混雑状況によって審査完了までの期間が変わるからです。仮想通貨口座の開設申し込みを希望する人が短期間で増加すると混んでしまい、手続きに時間がかかることもあります。

Q.本人確認がうまくいきません。

A.アップロードした本人確認書類が鮮明でないと、本人確認が完了しない可能性があります。写真は明るい場所で、帽子などはかぶらずに顔がよく見える状態で撮影してください。

また、海外製などの一部端末や、カメラの性能によってはご利用いただけない場合がございます。

エラーや動作が遅い等の場合は、ブラウザよりお手続きを行ってください。

参考:本人確認書類の撮影方法

Q.本人確認書類の種類を教えてください。

A.本人確認書類として使用できる書類は、以下の通りです。

  • 運転免許証(表面と裏面)
  • パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
  • 在留カード(表面と裏面)
  • 特別永住者証明書(表面と裏面)
  • 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
  • 住民基本台帳カード(表面と裏面)
  • 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要)※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。

本人確認に必要な書類について不明点等ございましたら以下のリンクをご参照ください。

参考:本人確認書類の種類について

仮想通貨取引をしたいならまずは口座開設を

Coincheckの本人確認は、他の取引所と比べて特別遅いということはありません。

ただし、口座開設の申し込みが殺到する時期などは、本人確認に時間がかかってしまうケースがあることは知っておくとよいでしょう。

また、入力ミスや提出した本人確認書類との情報が一致しないときには、通常より遅くなってしまうこともあります。

今後Coincheckで仮想通貨の取引をしたいと思っている人は、タイミングを逃すことなく取引するために早めに口座開設の申し込みをしておくのがおすすめです。